歯並びについて

歯並びについて

叢生の原因・リスク

叢生の原因・リスク叢生や乱ぐい歯になってしまう原因としては、生まれつき顎の骨が小さかったため歯が並ぶ十分なスペースが不足していたり、顎のサイズに対して生えている歯の大きさが見合わなかったりなど、先天的な原因が考えられます。
また、最近のお子様に見られる傾向である歯の一つ一つの大きさが大きいことと、顎の大きさが小さくなっていることが歯並びを乱してしまう原因となることがあります。
歯が正しく並んでいない叢生の場合、歯磨きの際に歯ブラシが届かない場所ができやすくなるため、虫歯や歯周病リスクが高まってしまいます。

叢生を治療するためには

お子様でも成人の方でも、叢生を矯正することは可能です。 患者様のお口の中を見て、最適な治療法をご提案させていただきます。
歯並びのほとんどは整っているものの1本だけ乱れて生えているという場合などは治療期間も費用も抑えて治療可能な部分矯正によって治療できることもあります。
お子様の場合、10歳前後の乳歯と永久歯が混在している時期が治療開始に最適なタイミングです。
顎の骨の成長を利用して治療を行うことができるこの時期から治療を始めれば、歯を抜くことなく治療できる可能性が高まります。
もちろん、お子様の成長には個人差があるため、お子様の成長段階をしっかり理解し、その上で適切な時期に矯正治療を開始することが大切です。そのためにも、できるだけ早めに歯科医院で診断を受けるようにしましょう。

上顎前突(出っ歯)の原因・リスク

上顎前突(出っ歯)の原因・リスク上顎前突(出っ歯)は、遺伝による先天性の原因と、癖や習慣という後天性の原因に分けることができます。
生まれつき下顎が上顎よりも著しく小さくなっていたり、上顎全体が前に出ていたりという症状は先天性の原因によるものです。一方で、後天性の原因としては舌で前歯を押してしまう癖や幼少期の指しゃぶりなどが考えられます。
お子様や女性の中には特に、外見的な問題として上顎前突を気にされている方が多くいらっしゃいます。
見た目の印象もそうですが、身体的な影響も無視できない問題です。上顎前突には下記のようなリスクがあります。

  • 前歯で食べ物を噛むことが出来ず、奥歯ばかりで噛む癖がついてしまう
  • 免疫力低下のリスクが高まる
  • 口を完全に閉じることができず口呼吸になってしまいやすい
  • 口腔内が乾きドライマウスとなってしまい、口臭の原因になってしまう
  • 自浄作用を持つ唾液の分泌量が減ってしまうことでお口の中の細菌が増え、虫歯・歯周病リスクが上昇する

下顎前突(受け口)の原因・リスク

下顎前突(受け口)の原因・リスク下顎前突(受け口)は、遺伝による先天性の原因と癖や習慣という後天性の原因に分けることができます。
上顎の成長が不足している、下顎が成長し過ぎてしまっているなどは先天性の原因です。後天性な原因としては、顎を前に出す癖などが挙げられます。
下顎前突は見た目だけでなく、身体的な影響も無視できない問題です。
下顎前突には下記のようなリスクがあります。

  • 前歯で食べ物を噛み切ることができない
  • 噛む力が弱くなってしまう
  • サ行が発音しづらくなる

開咬・オープンバイト

開咬・オープンバイト開咬(オープンバイト)とは、口をしっかり閉じた時に、前歯もしくは奥歯が噛み合っていない症状のことです。
多くの場合、奥歯はしっかり噛み合っているものの前歯が開いてしまっているというケースで、この症状があると前歯で食べ物をしっかり噛むことができません。
噛み合っていない歯の隙間から空気が漏れることで、上手く発音できないなどの問題が生じることもあります。
また、偏った力が奥歯にかかってしまうことで変形し、将来的に入れ歯の治療が難しくなってしまうこともあります。

空隙歯列・すきっ歯

空隙歯列・すきっ歯いわゆる「すきっ歯」と呼ばれる、歯と歯の間に隙間ができてしまっている状態を空隙歯列といいます。
空気が歯の隙間から漏れやすく、正しい発音が難しくなってしまうことがあります。

過蓋咬合

過蓋咬合過蓋咬合とは、上の歯が下の歯に覆いかぶさってしまっている状態のことをいいます。
上の歯茎に下の歯が当たって内側を傷めてしまうことがあるほか、歯がきちんと噛み合わないことで顎の関節に大きな負担がかかってしまうことになります。

交叉咬合

交叉咬合交叉咬合とは、前歯の中心が上下でずれてしまっている状態のことをいいます。
歯が噛み合っていないため、しっかりと食べ物を噛むことができません。顎が歪んでしまい、お顔の印象に悪影響を与えてしまうことがあります。

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