マウスピースは、歯列矯正、矯正治療終了後の後戻りを防ぐリテーナー、スポーツをする時の保護、歯ぎしりから歯を守るためなど、さまざまな用途で使われています。
歯みがきで歯のお手入れをするように、毎日使うマウスピースもキレイに保ちたいものです。
今回の記事では、マウスピースのお手入れ方法について紹介します!
マウスピースが汚れるのは〇〇が原因!
長時間マウスピースを歯につけていると、唾液や汚れがつき細菌の温床となっています。
唾液を付着したままにしておくと、石灰化してマウスピースが白くなったり、臭いの原因になったりします。
そしてマウスピースが汚れるのには主に食事とタバコが原因しています。
私たちは毎日、食事をしたり飲み物を飲んだりしています。
食後の食べ残しが残ったままマウスピースを装着していると、マウスピースは汚れます。
そのため、食後は必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着するのが良いでしょう!
お手入れの方法は?
マウスピースのお手入れ方法は以下の通りです。
1,水で洗う
2,専用の洗浄剤を使用する
1,水で洗う
清潔な手で丁寧に扱い流水ですすぎながら歯ブラシでお掃除してください。
少量の歯磨き粉であればつけても大丈夫です。(研磨剤が少ないものを選びましょう)
ゴシゴシ洗うとマウスピースを傷つける原因にもなりますので、軟らかい毛の歯ブラシを使い優しく洗いましょう!
2,専用の洗浄剤を使用する
マウスピース洗浄剤には「スプレー式泡タイプ」の商品と、「つけ置きタイプ」の商品があります。
◯スプレー式泡タイプ
マウスピースに直接泡をプッシュし、約60~90秒後に水で洗うだけで汚れを落とすことができます。
洗浄時間が短く、コンパクトなボトルタイプなので外出先でも使いやすいのが特徴です。
ちなみに当院ではスプレー式の洗浄剤を使用しています。
◯つけ置きタイプ
マウスピース専用の洗浄剤を入れたぬるま湯に5~30分程度つけて洗浄しましょう。
洗浄剤を溶かした洗浄液にマウスピースを入れるだけで洗浄できるのが便利な点です。
洗浄後は水でよくすすぎます。
残った洗浄液は雑菌が繁殖しやすいため、使いまわしせずすぐに捨ててください。
洗浄剤には、消臭・殺菌効果などがあるのでおすすめです!
洗浄剤を使えば、水洗いだけでは落とせない嫌な匂いや、黄ばみを防ぐことができます。
洗浄後
洗った後はすぐに装着するか、装着しない場合はしっかりと乾かしてからケースにしまうようにしましょう。
濡れたままの状態でケースに入れてしまっておくと雑菌が増えてしまいます。
マウスピースは毎日お口の中に入れるものなので、正しいお手入れ方法を守り、清潔に保ちましょう!
歯科矯正をお考えの方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください!
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宮本文雄