矯正治療では装置をつけている期間(治療期間)が終わった後、歯や歯の周辺組織の安定をはかる「保定期間」が必ず必要となります。
保定期間は保定装置(リテーナー)を決められた時間だけ装着し、治療後の歯並びを定着させていきます。
せっかく治療が終わったのに、まだ装置をつけなくてはならないの?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、保定期間はきれいに揃った歯並びをこの先保っていくためにも重要な期間です。
保定期間に装着する保定装置(リテーナー)痛みは…?
保定装置は矯正装置と異なり、歯を動かすための装置ではないので、矯正治療中にあるような痛みはほとんど感じません。
ただし、リテーナーをしばらく外してしまうと、装着時に歯が押し戻される感じや窮屈な感じを覚える場合があります。
特に保定期間の初期段階では、その傾向が強くなりますので、歯磨きや食事の時以外はリテーナーを装着するようにしてください。
保定装置(リテーナー)期間は?
リテーナーの装着期間(保定期間)は矯正治療でかかった期間と同じくらいです!
矯正期間が患者さまによって異なるように、矯正治療後の保定期間も患者さまぞれぞれです。一般的には矯正治療にかかった期間と同程度かそれより少し長くなる程度の期間をとります。
保定装置(リテーナー)時間は?
保定期間開始時には 1 日 20 時間以上の装着が必要となります。その後、経過観測を行いながら、少しずつ装着時間を減らして様子をみていきます。最終段階では、夜間のみの装着となります。
装着時間に関しては患者さまご自身で判断せず、歯科医師・スタッフの指示に従うようにしましょう。
当院では、患者様、一人ひとりに合った矯正治療をご提案させていただきます。
歯科矯正をお考えの方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください!
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宮本文雄