今回は、噛み合わせと肩こりの関係についてご紹介します。
日常的に肩こりに悩まされている方も多くいらっしゃるかと思います。肩こりには様々な原因がありますが、噛み合わせもその一つなのです。
なぜ肩がこるのか
5~6kgほどあるといわれている人の頭を支えているのが首と肩です。頭を支えるために姿勢を保ち、筋肉が緊張状態になることで疲労物質が溜まり、それにより硬くなった筋肉が血管を圧迫します。血管が圧迫され血行不良が起こると、凝りや痛みを感じるようになるのです。また、目の疾患やストレス、さらには40代ごろから加齢により背骨の椎間板が変形する頚部脊椎症や、肩回りに痛みが出る肩関節周囲炎も肩こりの原因であるといわれています。複数の原因が絡み合うことが多いため、肩こりの原因をはっきりと特定できないケースも多々あります。
噛み合わせと肩こりの関係
上記のような肩こりの原因の中には、噛み合わせの悪さも挙げられます。なかなか原因が特定できない中、実は噛み合わせに問題が見つかるケースも少なくありません。噛み合わせがよくないと顎の筋肉に負担がかかり、顎の筋肉と繋がっている首や肩の筋肉にも影響が及ぶのです。
噛み合わせが原因となる肩こりの対処法
まず、矯正治療で噛み合わせを改善するという方法が挙げられます。矯正治療というと歯並びを整えるだけのイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、噛み合わせを改善するということも矯正治療の大きな目的です。また、日常生活の中で無意識のうちにしている癖などが顎の筋肉に負担を与えていることもあります。食いしばりや歯ぎしりが強い場合は歯科医院でマウスピースを作製してもらったり、食事の際の噛み癖、頬杖などの姿勢にも気をつけましょう。
まとめ
今回は、噛み合わせが肩こりの原因になりうることについてご紹介しました。噛み合わせや日常生活で顎に負担がかかるような癖が改善されれば、肩こりもよくなることがあります。そもそも噛み合わせに問題があるのかよく分からないという方も、お気軽に当院までご相談ください。
当院では治療実績の豊富な矯正専門医が在籍しております。まずはお気軽にご予約ください。カウンセリングのご予約はお電話にて承っております。
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