インビザライン

2023.08.28

アタッチメントのつけ方と、外れてしまう原因

今回は、インビザラインで使用するアタッチメントのつけ方と、外れてしまう原因についてご紹介します。アタッチメントとは、インビザラインの治療で必要に応じて歯に直接貼り付ける補助矯正装置です。

 

アタッチメントの接着

アタッチメントを接着する際には、まず歯の表面を清掃して汚れを落とします。その後、薬剤で紙面処理をしてから歯科用プラスチック(レジン)を流し込んだ専用のアライナー(マウスピース)を装着し、光を当てて硬化させます。アライナーを外してアタッチメントがしっかりと接着できたことを確認できたら、余分な箇所を削って形態を整えます。

 

アタッチメントが外れてしまう原因

アタッチメントは接着剤で歯に貼り付けますが、いずれ外すことを前提としていることもあり、ごく稀に日常生活の中で外れてしまうこともあります。その原因として、主に次の5つが挙げられます。

 

・マウスピースの着脱時に力がかかる

マウスピースを取り外すときなどに、勢いよく外してしまうなどアタッチメントに無理な力がかかるようなことがあると、アタッチメントが外れてしまうことがあります。

 

・噛み合わせにより力がかかる

例えば、噛み合わせが深い場合にアタッチメントに歯が当たって外れやすくなることはあります。矯正治療が進んで噛み合わせが改善していく過程で外れにくくなりますが、頻繁に外れる場合は担当医に相談してアタッチメントの位置を調整してもらいましょう。

 

・アタッチメント周囲の歯磨き不足

アタッチメント周囲は歯ブラシの毛先が届きにくく、汚れがたまりやすい箇所です。汚れたままにしておくと、アタッチメントが劣化して外れやすくなる原因となります。毎日の歯磨きを丁寧に行い、お口の中を清潔に保ちましょう。

 

・硬い食べ物を食べたとき

食事の際にマウスピースを外しても、アタッチメントは歯についたままになります。そのため、おせんべいなど硬いものを食べたときの衝撃でアタッチメントが外れてしまうことがあります。

 

・被せ物にアタッチメントがついている場合

アタッチメントをつけている歯が被せ物である場合、天然歯に比べて外れやすくなる傾向があります。このような場合は、被せ物にもつきやすくする専用の接着剤を使用するなどして工夫します。

 

まとめ

今回は、インビザラインで使用するアタッチメントのつけ方と、外れてしまう原因についてご紹介しました。アタッチメントが外れてしまった場合の対処方法については、次回ご紹介します。

当院では治療実績の豊富な矯正専門医が在籍しております。カウンセリングのご予約はお電話にて承っております。

一番上に戻る
TEL:03-5447-5533TEL:03-5447-5533 初診WEB予約初診WEB予約 再診WEB予約再診WEB予約