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2023.12.25

叢生を放置するリスク

今回は、叢生を放置するリスクについてご紹介します。叢生とは、歯が部分的に重なるなどして歯列に凹凸が生じている状態の歯並びのことです。日本人の不正咬合の中で最も多いともいわれていますが、治療せずにそのままにしておくと見た目のコンプレックスになりやすい以外にも様々な影響があります。

 

むし歯や歯周病のリスクが高まる

叢生では、歯と歯が重なり合う部分がおおくなります。それゆえ、歯ブラシの毛先が届きにくく、しっかり磨いたつもりでも実は歯と歯の間がうまく磨けていないということがよくあります。特に、歯が複雑に入り組んでいて歯間ブラシやデンタルフロスも使いにくい場所があるときは要注意です。プラークが残った状態が続くと、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。また、磨き残しがあることで口臭の原因にも繋がります。口臭の原因には様々なものがありますが、先述した口臭は、プラークなどの汚れが原因となって不快な臭いを伴うガスが萌出されているケースです。

 

しっかり噛めない

重度の叢生になると、歯列の凹凸が咀嚼に影響を及ぼすこともあります。しっかり咀嚼ができなければ、食べ物が十分に粉砕されない状態で飲み込まれてしまうため、胃や腸などの消化器官に大きな負担がかかります。

 

顎への負担がかかる

咀嚼に影響を及ぼすほどの叢生の場合、顎にも大きな負担がかかります。顎の筋肉や関節に余分な力がかかることで、痛みや関節音を生じる顎関節症を生じる可能性が高くなるのです。また、顎関節の不調は首や肩の筋肉にも影響を及ぼし、肩こりや頭痛の原因に繋がることもあります。

 

まとめ

今回は、叢生を放置するリスクについてご紹介しました。叢生の治療においては歯がきれいに並ぶスペースを確保する必要があるため抜歯が必要になるケースもありますが、軽度の叢生であれば抜歯をせずに歯並びを整えられることもあります。歯並びや噛み合わせが気になる場合は、早めに矯正治療の専門医に相談するようにしましょう。

当院では治療実績の豊富な矯正専門医が在籍しております。カウンセリングのご予約はお電話にて承っております。

 

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