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2024.01.01

姿勢が悪いと歯並びや噛み合わせに影響がある?

今回は、姿勢が悪いと歯並びや噛み合わせに影響があるのかについてご紹介します。これらは一見、関係がなさそうに思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は歯並びや噛み合わせが悪くなる「不正咬合」と「姿勢」は相互関係にあります。つまり、姿勢の悪さが歯並びや噛み合わせに影響を及ぼすとともに、不正咬合があることで姿勢が悪くなっていくとも言えるのです。この記事では前者について詳しくみていきます。

 

なぜ姿勢が悪くなる?

歯並びや噛み合わせが悪くなる原因には様々なものがありますが、後天的な要因として「姿勢の悪さ」が挙げられます。姿勢が悪いと身体が歪み、その歪みが歯並びや噛み合わせにも影響を及ぼすのです。特に注意したいのが「猫背」です。長時間同じ体勢を続ける、足を組む、荷物を片側でばかり持つ、下を向いてスマホを捜査しているなどの癖があると、身体の一部分の筋肉だけに負担がかかり猫背になりやすくなります。もともと筋肉量が少ない日本人は約9割が猫背とも言われており、子どもであっても約4割が猫背になっているのです。猫背というと単に背中が丸くなっている姿勢をイメージなさるかもしれませんが、実は猫背は大きく分けて4つのタイプがあり、①首が前に出る猫背、②背中が丸くなる猫背、③腰が丸くなる猫背、④腰が反ってお腹が出る猫背があります。

 

姿勢が悪いと、歯並びや嚙み合わせに影響が及ぶのはなぜ?

長時間猫背や左右に偏りのある姿勢を続けていると、全身の筋肉や骨に左右差が出て歪みが生じます。これらの身体の筋肉は顎を動かす筋肉と繋がっており、身体の筋肉のバランスが崩れることで、噛み合わせに関わる筋肉にも悪影響が及ぶのです。これが歯ぎしりや食いしばり、口呼吸、顎関節症などの原因となり、結果的に歯並びや噛み合わせを悪化させることに繋がります。

 

まとめ

今回は、姿勢が悪いと歯並びや噛み合わせに影響があるのかについてご紹介しました。歯並びや噛み合わせと姿勢には相互関係があり、それぞれを良い状態に保つことが全身の健康を守るために大切です。次回のブログでは、不正咬合によって姿勢が悪くなるのかについてご紹介します。

当院では治療実績の豊富な矯正専門医が在籍しております。カウンセリングのご予約はお電話にて承っております。

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