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2024.02.26

保定期間の過ごし方

 

今回は、保定期間の過ごし方についてご紹介します。長い年月をかけて歯列矯正の治療を行っても、その後再び歯並びや噛み合わせが悪くなってしまうことを「後戻り」と呼びます。これを防ぐために非常に大切なのが「保定期間」です。

 

保定期間とは

矯正治療が終わったあとには装置を外しますが、その後は「保定期間」に移動します。矯正治療が終わった直後はまだ動いた歯や顎の骨が治療後の組織に十分に馴染んでおらず、非常に不安定な状態です。歯がもとに戻ろうとする力も働き、せっかく矯正治療で歯を動かしてもそれがまたもとに戻ってしまう恐れがあるのです。これを防ぐために大切なのが「保定期間」です、保定期間は、「リテーナー」と呼ばれる保定装置をつけながら、矯正治療後の歯並びを定着させることを目的としています。

 

保定期間の長さはどのくらい?

保定期間は、矯正治療にかけた期間と同程度設けるのが一般的です。例えば、矯正治療にかかった期間が2年であれば、保定期間も2年ほど必要ということです。矯正治療後に歯並びや噛み合わせを綺麗に保てるかどうかは、この保定期間をどう過ごすかにかかっているといっても過言ではありません。

 

保定期間の過ごし方

固定式で取り外せないリテーナーの場合は、24時間常にリテーナーがついている状態になります。取り外せるリテーナーの場合は、基本的に食事や歯磨きのとき以外は常にリテーナーをつけて過ごしていただきます。つまり、1日20時間以上はリテーナーをつけた状態で過ごすということです。ある程度の期間が経過したら、リテーナーをつける時間は就寝時のみなどに短縮されていきます。いつ頃からリテーナーの装着時間を短縮してもよいかは人により異なりますので、勝手に時間を短くすることはせずに担当医とよく相談するようにしましょう。また、保定期間中は年に数回歯科医院でもメンテナンスを受けていただきます。歯並びや噛み合わせはもちろん、お口の中全体もチェックしますので、万が一むし歯などがみつかった場合にも早めに対処できます。

 

まとめ

今回は、保定期間の過ごし方についてご紹介しました。歯並びや噛み合わせを定着させて後戻りを防ぐためにも、リテーナーの装着期間はしっかり守りましょう。

当院では治療実績の豊富な矯正専門医が在籍しております。カウンセリングのご予約はお電話にて承っております。

 

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