インビザライン

2024.03.04

リテーナーにはどのような種類がある?

今回は、リテーナーの種類についてご紹介します。後戻りを防ぐために非常に大切なのが「保定期間」をどう過ごすかということです。「リテーナー」と呼ばれる保定装置をつけ、矯正治療にかけた期間と同程度の時間をかけて矯正治療後の歯並びを定着させていきます。

 

リテーナーとは

リテーナーは矯正治療後に後戻りを防ぐために装着する装置で、歯を新しい位置に定着させるために使用します。歯を移動させるほどの強い力を生じる装置ではありませんが、歯が勝手に元の位置に戻ろうとすることを防ぐ程度には保持力があります。歯を大きく動かしたときこそ、リテーナーの役割が非常に重要になってきます。

 

リテーナーの種類

リテーナーにはいくつか種類がありますが、主に用いられるのはマウスピースタイプ、プレートタイプ、ワイヤータイプです。

 

・マウスピースタイプ(クリアリテーナー)

透明のマウスピースタイプのリテーナーです。インビザラインなどのマウスピース矯正に用いられるマウスピースのように装着していてもほとんど目立つことはなく、簡単に取り外しもできます。取り外しができるからこそ、装着時間を守ることが大切です。

 

・プレートタイプ

歯の内側の部分にプラスチック(樹脂)製のプレートを作製し、その外側にワイヤーが取り付けられているタイプのリテーナーです。歯を内側と外側の両方から挟み込むことで、歯列の乱れを防ぎます。ワイヤーの存在感は多少感じられるかもしれませんが、食事や歯磨きのときには取り外していただくため生活に支障をきたすようなことはありません。目立ちにくいワイヤーを使って作製することもできます。プレートタイプの場合も、装着時間をしっかり守ることが大切です。

 

・ワイヤータイプ(フィックスリテーナー)

歯の裏側にワイヤーを固定するタイプのリテーナーです。ワイヤーは歯科用の接着剤でとめられているため、ご自身で外すことはできません。固定する本数はお口の中の状態により異なりますが、基本的に歯前歯の6本のみ、もしくは小臼歯までの8本です。取り外しができないためワイヤーに汚れが溜まりやすくはなりますが、リテーナーの装着時間を気にする必要がないことはメリットともいえるでしょう。

 

まとめ

今回は、リテーナーの種類についてご紹介しました。歯並びや噛み合わせを定着させて後戻りを防ぐためにも、リテーナーの装着期間はしっかり守りましょう。

当院では治療実績の豊富な矯正専門医が在籍しております。カウンセリングのご予約はお電話にて承っております。

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