ワイヤー矯正の歴史
今回は、ワイヤー矯正の歴史についてご紹介します。ワイヤー矯正は歯列矯正治療においても長きにわたって用いられている治療方法です。そのため昔からある、というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、どのくらい昔かはご存じですか?実は、歯列矯正の起源は古代ローマやギリシャ時代ともいわれているほど長い歴史をもっています。
歯列矯正の原点
歯列矯正の起源は、古代ローマやギリシャ時代にまでさかのぼるといわれています。その根拠として、ローマ時代に女性が頭蓋骨に金の矯正装置をつけていたことが挙げられます。また、ローマの医師が「歯(永久歯)が異常な位置に生えてきたら指で押して正しい位置に戻すように」と発言していたことも記録されているようです。また、ギリシャの医師が嚙み合わせや不正咬合に関する異常について言及していたともいわれています。このように、学問として「歯科矯正学」が確立するよりもずっと前から、様々な方法で歯並びや噛み合わせを整えようとしていたのです。
現代に繋がる矯正治療
矯正治療の歴史を紐解くにあたり、代表的な2種類の矯正治療方法をご紹介します。
・エッジワイズ法
これは1900年代に誕生した矯正治療方法で、またの名をアングル法といいます。この方法を発表したエドワード・アングレイ博士は矯正治療に携わる人であれば誰でも知っているほどの人物で、「歯科矯正の父」とも呼ばれています。現在も行われているワイヤー矯正はこのエッジワイズ法に用いられる装置を改良したものです。
・ベッグ法
ベッグ法は、エッジワイズ法が発表されてから約25年後に登場しました。この方法はオーストラリアの矯正歯科医によって開発され、弱い力で歯を動かしていきます。エッジワイズ法に比べると細かい歯の動きや調整にやや劣る部分はありますが、現在の矯正治療方法に大きな影響を及ぼしたとされています。
裏側矯正は日本発祥?
ブラケットやワイヤーを歯の裏側につける「裏側矯正(舌側矯正)」は、装置が目立ちにくい矯正治療法穂として1960年代に開発されました。実は、その開発者は日本人の歯科医師です。「フジタメソッド」として発表をしたことで装置の開発が一気に進んだものの、その専門性の高さから日本をはじめとするアジア圏やヨーロッパでは人気の高い矯正治療方法として知られています。
まとめ
今回は、ワイヤー矯正の歴史についてご紹介しました。現代に広く行われている矯正治療方法は、先人たちの研究と装置の改良を重ねた上に成り立っているのです。
当院では治療実績の豊富な矯正専門医が在籍しております。カウンセリングのご予約はお電話にて承っております。
すきっ歯の種類と放置するリスク
今回は、すきっ歯の種類と放置するリスクについてご紹介します。すきっ歯とは、歯と歯の間に隙間がある状態の歯並びです。見た目が気になる方も多いすきっ歯ですが、矯正治療を受けずに放置しておくと様々なリスクもあります。
すきっ歯の種類
すきっ歯は主に次の2種類があります。
・空隙歯列弓
奥歯、前歯など場所を問わず、歯と歯の間に隙間がある状態の歯列
・正中離開
上の前歯の中心にのみ、歯と歯の間に隙間がある状態の歯列
すきっ歯を放置するリスク
すきっ歯を治療せずにそのままにしておくと見た目が気になるだけでなく、次に挙げるようなリスクがあります。
・飲み込みの悪い癖が生じる
歯と歯の間に隙間があることで食べ物を十分に咀嚼できず、食べ物がしっかり噛み砕かれないまま飲み込む悪い癖がつくおそれがあります。
・胃や腸に負担がかかる
しっかり噛まないまま食べ物を飲み込む癖がつくと、胃や腸に負担がかかってしまいます。
・発音に影響が出る
歯と歯の間に隙間があると、サ行やタ行などを発音するときに隙間から空気が漏れ、発音が不明瞭になることがあります。人と接する機会の多い仕事や人前に出る仕事をしている方の場合、不自由に感じる場面が多くなるかもしれません。
・すきっ歯が進行する
すきっ歯になる原因については次回のブログで詳しくご紹介しますが、日常生活の中での癖が原因ですきっ歯になっている場合、その癖を改善しないとすきっ歯がどんどん進行してしまうリスクがあります。
・顎に負担がかかる
歯と歯の間に隙間があることで、上下の噛み合わせに影響が出ることがあります。また、すきっ歯の原因となっている日常生活の中での癖が、顎の関節に大きな負担をかけていることもあります。これが続くと、顎に痛みが出たり、顎関節症を生じるおそれがあります。
まとめ
今回は、すきっ歯の種類と放置するリスクについてご紹介しました。すきっ歯は早めに矯正治療の専門医に相談するようにしましょう。次回はすきっ歯になる原因についてご紹介します。
当院では治療実績の豊富な矯正専門医が在籍しております。カウンセリングのご予約はお電話にて承っております。
小学校低学年の歯列矯正で用いられる非可撤式装置
子どもの歯列矯正のうち、6歳~12歳頃の乳歯列期~混合歯列期に行うものを1期治療といいます。
1期治療にて使用される装置のうち、今回は非可撤式矯正装置にはどのようなものがあるかご紹介します。当院では、可撤式装置が第一選択ではありますが、どうしても適用できない場合に非可撤式装置を使用します
1期治療で使用される矯正装置
1期治療では、顎の骨の成長に合わせて将来生えてくる永久歯が並ぶためのスペースを整える治療を主な目的としています。そのためには、顎の骨を広げる装置や、正しい噛み合わせに導くような装置を用いて土台作りをします。1期治療で使用される矯正装置は、可撤式装置、非可撤式装置、顎外固定装置の3種類に分けられます。
自分で取り外しができない装置(非可撤式装置)
非可撤式装置はお子さまの意思で取り外しができません。そのため、可撤式装置よりも効果が出やすいというメリットもあります。ただし、装置が常にお口の中にある状態になるため、歯磨きはいつも以上に丁寧に行う必要があります。このようなデメリットもあることから、当院では非可撤式装置を使用するケースはあまりありません。
・急速拡大装置
上顎が小さい人、受け口の人に対し、上顎の骨の成長を促し、幅を広げるために使用します。装置の真ん中にあるねじを、保護者の方が1日に決められた回数・量に従って操作する必要があります。’急速’を謳っていることもあり20日間で歯列の横幅を約8mmほど拡大します。
・クワドヘリックス
前回ご紹介した床拡大措置と、急速拡大装置の中間的な存在がクワドヘリックスです。1本のワイヤーを曲げて作製されるもので、複雑な設計がゆえに比較的細かく調整することができ、歯の複雑な移動も可能になります。3~6ヶ月かけて4~6mmほど歯列の横幅を広げることができます。
・リンガルアーチ
受け口で歯を前に出したいときなどに使用します。太いワイヤーに細いワイヤー(弾線)がついておりこの弾線を調整することによって歯を動かしていく仕組みです。
このほかにも、開咬に対して使用するタンクガードなどがあります。
まとめ
今回は、1期治療にて使用される非可撤式矯正装置についてご紹介しました。成長期に歯列矯正を受けて歯並びや噛み合わせを整えることは、生涯健康に生きていくために様々なメリットをもたらします。次回は顎外固定装置についてご紹介します。
当院では治療実績の豊富な矯正専門医が在籍しております。まずはお気軽にご予約ください。カウンセリングのご予約はお電話にて承っております。
TEL:03-5447-5533
矯正用マウスピースの装着時間
インビザラインに代表されるマウスピース矯正は、プラスチック製の透明なマウスピースを装着することにより、歯列矯正を行います。定期的にマウスピースを交換しながら、歯を動かしていく治療方法です。
では、このマウスピースは1日のうちどのくらいの時間装着する必要があるのでしょうか?
〈マウスピースの装着時間〉
インビザラインでは、3Dシミュレーションソフトにより歯の動きを自動解析して歯列矯正を行っていきます。シミュレーションに合わせてマウスピースは作られ、これを定期的に新たなものに変えていくのです。
基本的には、インビザラインのマウスピースは1日20時間~22時間装着することが必要とされています。1日のうち、食事をとる時間と歯磨きをする時間以外は全て、マウスピースを装着していなければなりません。
<マウスピースの装着時間が不足すると…?>
マウスピースを装着することにより、見た目には分からないほどの移動距離ではありますが、毎日少しずつ歯は動いています。マウスピースのつけ忘れが1日程度であれば、治療計画にさほど大きく影響することはないと思われますが、つけ忘れが何日も続いた場合は、歯の移動量不足が蓄積するため、当初の計画通りに治療を進められなくなる可能性があります。
<マウスピースの装着忘れを防ぐには>
1日のうち、食事と歯磨きの時間以外は常にマウスピースを装着していなければなりません。ですので、食事や歯磨きの時間をなるべく決めておき、規則正しい生活を送ることがマウスピースのつけ忘れを防ぐことにも繋がります。最近では、インビザライン用のスマートフォンアプリなども登場していますので、そのようなツールを活用することも効果的でしょう。
旅行などで長く自宅を離れる場合は、次の段階のマウスピースと、1つ前のマウスピース両方を持参するとよいでしょう。万が一旅行先でマウスピースを紛失したとしても、予備を持っていれば何も装着していない期間をつくらずにすみます。もし紛失したマウスピースが期間の終わりに近ければ次のマウスピースに、まだ使い始めて間もない場合はひとつ前のマウスピースに戻るようにしましょう。
マウスピース矯正にご興味のある方は、お気軽に当院までご相談ください。
ワイヤー矯正とインビザラインの違い
歯列矯正を始めてみたいと思っても、どのような治療法で進めていくべきか迷う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。どちらがよい、ということよりも患者様ご自身のお口の中の状況やライフスタイル、予算、治療期間の目安など、様々なことを考慮した上で治療方法を決めていくことが大切です。今回は、ワイヤー矯正とインビザライン(マウスピース矯正)の違いについて解説していきます。
治療方法の違い
いずれも歯根膜に力をかけることで歯を動かしていくことは共通していますが、使用する装置が異なります。ワイヤー矯正は、歯の表面(もしくは裏側)にブラケットとよばれる装置をつけ、そこにワイヤーを通して歯を動かしていく治療方法です。一方、インビザラインは透明のプラスチック製のマウスピースを定期的に交換していくことで、歯を動かしていきます。
治療中の見た目の違い
ワイヤー矯正とインビザラインでは、治療中の見た目に大きな違いがあります。ワイヤー矯正で一般的に用いられるブラケットやワイヤーは金属製なので目立ちやすいですが、インビザラインのマウスピースは透明なのでよほど近づかない限りは分かりません。
治療中の痛みの違い
ワイヤー矯正に比べ、インビザラインのほうが歯をゆっくり動かしていきます。そのため、強い痛みは感じにくいとされています(個人差があります)。
治療中のセルフケアの違い
ワイヤー矯正では装置がついているため、いつも通りの磨き方では装置まわり、歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間にしっかりと歯ブラシの毛先が届きません。歯科医院で指導を受けながら、装置に合った歯磨きの方法を身につけていく必要があります。インビザラインの場合は、マウスピースを外して歯磨きができるので、通常通りの磨き方でほぼ問題ありません。
対応できる症例の違い
ワイヤー矯正はほぼすべてといっていいほど幅広い症例に対応できます。インビザラインは、重度の出っ歯や叢生の場合には適応が難しいこともあります。
費用や治療期間の違い
一般的にワイヤー矯正のほうが治療期間が短く、また費用も抑えられます。基本的には保険適応ではなく自費診療になりますので、詳細な金額は歯科医院によって異なります。
まとめ
以上のように、ワイヤー矯正とインビザラインでは様々な違いがあります。どちらの方法がご自身に適しているかは、矯正担当医とよく相談をして決めていきましょう。
子どもの指しゃぶりと歯並びの関係
子どもの指しゃぶりは歯並びに影響がある、ということを聞いてご不安に思ったことはありませんか?お母さんのお腹の中にいる頃から指しゃぶりをしている赤ちゃんもいるため、中には超音波検査で赤ちゃんが指しゃぶりをしている様子をご覧になったことのある方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、子どもの指しゃぶりが歯並びに影響を及ぼすのか、また、指しゃぶりをやめるタイミングや声掛けについてお話ししていきます。
指しゃぶりは歯並びに影響するのか
指しゃぶりとは、指を上の歯の裏側(口蓋)に押しつける仕草です。指をくわえる力によって上の前歯は上前方に押し出され、下の前歯は後下方に圧迫されます。
結論からいうと、3歳以降も指しゃぶりを頻繁にしている場合、歯並びに影響を及ぼし、以下に示すような不正咬合を生じる可能性が高くなります。
・出っ歯(上顎前突)
指しゃぶりにより前歯に対してつよい圧力がかかり、前歯が前方に傾斜し、出っ歯になることがあります。
・開咬
奥歯を噛み合わせても、前歯が噛み合わず、上下の前歯に隙間ができている状態です。前歯で噛むことができないため、奥歯の負担が大きくなるほか、発音や咀嚼、顎の発育などにも影響を及ぼす場合があります。
・狭窄歯列弓
指を吸う力により歯列全体に圧力がかかり、歯列が狭くなることがあります。歯列が狭窄すると、生え変わりの時期に永久歯が生えてくるスペースが十分でなくなり、歯並びに影響が出る原因となります。
指しゃぶりをやめるタイミングと声掛け
では、指しゃぶりはいつまでにやめさせるべきなのでしょうか。
乳児期の指しゃぶりは生理的なものとして見守っていても大きな問題はありませんが、3歳ごろには指しゃぶりをやめられるよう、少しずつ気をつけていきましょう。
指しゃぶりをしてしまう理由としてよく挙げられるのが、ストレスや不安を和らげたいから、ということです。環境の変化に対する不安やストレス、寂しい気持ちなどを紛らわせるために指しゃぶりをしてしまうケースは多々みられます。そのため、指しゃぶりの行動そのものを叱りつけてしまうと、かえって逆効果になる場合もあります。子どもの不安やストレスを取り除けるような環境づくりや、こまめなコミュニケーション、一緒に目標を達成できるような声掛けなどを心がけるとよいでしょう。
このように、指しゃぶりは歯並びに影響を与える可能性があるため、時期を見計らってやめさせることも必要です。
指しゃぶりや歯並びのことで気になることがございましたら、当院までお気軽にご相談ください。
矯正治療中の口内炎
ワイヤー矯正であってもマウスピース矯正であっても、矯正治療中は口内炎ができやすくなります。
〈なぜ矯正治療で口内炎ができるの?〉
歯列矯正で装着する矯正装着がお口の中の粘膜に当たることにより、粘膜が傷ついて炎症を起こし、口内炎が生じます。ワイヤー矯正で用いるブラケットやバンド、マウスピース矯正でのマウスピースの縁が当たって生じる口内炎は「カタル性口内炎」といいます。カタル性口内炎は、舌やお口の中の粘膜が部分的に赤く腫れたり、水膨れのような形状になったり、腫れた部分が熱を帯びているような感覚があります。
一方、矯正治療が直接の原因ではない口内炎もあります。
ビタミン不足による「アフタ性口内炎」、お口の中の常在菌の繁殖による「カンジダ性口内炎」、ウイルスが原因の「ウイルス性口内炎」、金属アレルギーによる「アレルギー性口内炎」などが挙げられます。
〈矯正中に口内炎ができてしまったときの対処法〉
口内炎ができると、食事や会話に集中できないほどの痛みを感じることもあります。
矯正治療中に口内炎ができてしまったときの対処法をご紹介します。
・矯正用ワックスを活用する
矯正中に装着がお口の中に当たって痛みが生じる場合、矯正用ワックスを使うと痛みが軽減できます。使用方法は簡単で、ワックスを適量(豆粒大)ちぎり、ブラケットの大きさに合うよう丸めます。ワックスをつけたい箇所の唾液や汚れを拭き取ってから、ワックスをブラケットに押し込むように密着させましょう。矯正用ワックスは、歯科医院で購入できます。
歯垢や食べかすが残っている状態だとワックスがつかないので、必ず清潔な状態にしてからワックスをつけるようにするとよいでしょう。
・市販薬で応急処置をする
口内炎用の薬には、塗り薬、飲み薬、貼り薬(パッチ)などがあります。歯科医院で処方することもできますし、どうしても今すぐ応急処置をしたいという場合は市販薬で対応することも可能です。
・矯正装置を調整してもらう
矯正用ワックスを使っても改善がみられない場合は、矯正装置そのものを調整してもらいましょう。
今回は、矯正治療中の口内炎についてお話ししました。
口内炎全般を予防するためにも、食生活習慣の見直しや、丁寧なセルフケアでお口の中を清潔に保つことを心がけると良いでしょう。
矯正治療中の口内炎にお悩みの方は、お気軽に当院までご相談ください。
保定装置(リテーナー)ってどんなもの?
リテーナーとは、保定装置とも呼ばれる矯正治療後の歯列を保つために必要不可欠な装置です。
〈なぜ使わないといけないの?〉
矯正装置を外した直後の歯は、歯を支える顎の骨がまだ固まっていない状態なので、「後戻り」という矯正前の歯並びに戻ってしまう現象や歯並びの崩れが起こりやすい状態です。
治療中はブラケットやワイヤーなどで固定されていた歯ですが、治療を終え矯正装置が外れると1本1本の歯がフリーになってしまう為、歯を支える骨が固まるまでの間「保定」といって矯正後の歯並びを安定させる過程が必要です。
特に矯正治療直後は後戻りがしやすい時期だと言われており、半日〜丸一日ほどリテーナーを使用していないだけで再び装着した際にリテーナーが浮いている(歯が動いてしまっている)という方も少なくはありません。
それくらい治療後の歯は後戻りしやすいのでしっかりと保定することが大切です。
装置が外れて終了ではなく歯並びが安定するまで油断しないようにしましょう。
〈どのくらいの期間使用するの?〉
個人差がありますが、1年から3年ほど使用していただくことがほとんどです。
しかし、成長や加齢、生活習慣などによって程度の差はあれ必ず後戻りは生じてしまうものなので、綺麗な歯並びを保つためにできるだけ長い期間使っていただくことを推奨しています。
いかがでしたか?
リテーナーはとても大切な役割をしているということがお分かりいただけたと思います!
付け忘れのないよう気を付けてくださいね✨
矯正歯科治療とは?
矯正歯科治療とは、悪い歯ならびや噛み合わせを、きちんと噛み合うようにして、きれいな歯ならびにする歯科治療です。きれいな歯ならびにするために、歯を削って「差し歯」にすることは、基本的にはありません。矯正装置を通じて、歯やアゴの骨に力をかけてゆっくりと動かし、歯ならびと噛み合わせを治していきます。
歯が不ぞろいであったり、上下のアゴの歯ならびがお互いにちゃんと噛み合わない状態を、専門的には「不正咬合」といいます。
【不正咬合を放置しておくと起きる可能性】
・食べ物を良く噛めない
・歯槽膿漏になりやすい
・口臭の原因になる
・顎の関節に負担をかける
【矯正が必要な不正咬合の種類とは】
・上顎前突(出っ歯)
上の前歯が強く前に傾斜していたり、上の歯ならび全体が前に出て噛んでいる状態。
・反対咬合(受け口)
下の歯が上の歯より前に出ている噛み合わせの状態。
・叢生(乱ぐい歯)
歯ならびがデコボコになっている状態。
・開口
噛んできても、特に前歯が噛み合わない状態。
いかがでしたでしょうか?
歯並びそのままにしていませんか?
生涯ご自身の歯で過ごしていいただくためにも、歯科矯正をおすすめ致します!
是非お気軽にご相談ください!
歯並びが悪いとおきる可能性
〈虫歯や歯茎の病気になりやすい〉
歯がかさなりあっていたり、かみ合わない歯があると、食べ物のカスがたまりやすいうえに歯みがきがしにくく、虫歯や歯茎の病気にかかりやすくなります。
〈物をかみにくい〉
歯ならびが悪いと、どうしても物がかみにくく消化不良などの原因となり、からだの健康や発育にまで悪い影響を与えてしまうことがあります。
〈はっきりとした発音がしづらい〉
ひどい出っ歯、上下の歯がかみ合わない、うけ口… などの場合、電話での会話や外国語を話す時に正しい発音ができず、相手に意味が通じないことがあります。
〈あごの成長を妨げる〉
歯ならびが悪いと、あごの成長にも影響し、上下のあごのバランスが悪くなったり、顔が左右対称でなくなったりします。
〈心理的な影響を与える〉
悪い歯ならびを気にして人前で話したがらなくなったり、容姿を気にしたりして、友達づきあいも消極的になってしまう傾向があります。
〈肩こり頭痛の原因にも…〉
歯ならびは骨格に影響しています。それは顏だけではなく体全体の骨格に影響するのです。骨格に影響するということは骨につながっている筋肉にも影響がおこります。このことによって姿勢が悪くなって肩こりや偏頭痛を引き起こしてしまうこともあります。このように歯ならびが悪いと体全体に影響があるので、ストレスや原因不明の病をひきおこすこともあるのです。もちろん肩こりや偏頭痛の原因は歯ならびの悪さだけではないのですが、 歯列矯正によってあなたの万年肩こりや偏頭痛が軽くなったり、治ったりするかもしれません。
いかがでしたか?
歯並びが悪いと全身にも影響してしまうのですね…
綺麗な歯並びで体も健康に!
当医院では歯列矯正を行っております。
是非一度お気軽にご相談ください!
不正咬合にはどんな種類がある?
矯正をするきっかけとなる「不正咬合」には色々な種類があります。
今回は代表的な種類についてお話したいと思います。
〈出っ歯(上顎前突)〉
上の前歯が強く前に傾斜していたり、上の歯ならび全体が前に出て噛んでいます。また下のアゴが小さかったり、後ろにあることで見かけ上、出っ歯にみえることもあります。
〈受け口(反対咬合)〉
下の歯が上の歯より前に出ている噛み合わせです。
上下の前歯の傾きに問題がある場合と下のアゴが大きすぎたり上のアゴが小さすぎることによる場合とがあります。
〈八重歯・乱ぐい歯(叢生)〉
歯ならびがデコボコになっている状態を「乱ぐい」といいます。
上の糸切り歯が歯ならびから飛び出しているのを、普通「八重歯」と呼びます。日本では「かわいい」と言われることもありますが、欧米では「ドラキュラの歯」と呼ばれ嫌われます。歯がならぶ場所=骨の大きさとそれぞれの歯の大きさとの間のアンバランスでこのようになります。
〈開口〉
噛んできても、特に前歯が噛み合わない状態です。
前歯で食べ物をうまく噛みきることができないだけでなく、正しい発音ができないことが多いです。幼稚園児や小学生になっても、下の写真や図のような指しゃぶりを続けていることが原因になることもあります。他には「舌」の悪い癖や遺伝的な問題も原因となります。
いかがでしたか?
不正咬合は放っておくと
1.食べ物が良く噛めない
2.口臭の原因になる
3.顎の関節に負担をかける
など良くないことがたくさんあります。
歯並びでお悩みの方は是非一度お気軽にご相談ください!
矯正時抜歯するのはなぜ?
歯を並べるのに抜歯は必要?と思われたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は「矯正時なぜ抜歯が必要なのか」についてお話したいと思います。
〈矯正で抜歯が必要になる主な理由〉
1.顎が小さく歯を並べる空間がない
顎が小さい場合は、歯科矯正の際に抜歯が必要になる可能性があります。
なぜなら、顎が小さいと、矯正で正しい位置に歯を並べようと思っても空間が足りないためです。抜歯せずに矯正しようとしても、歯が前後バラバラのままになってしまい、歯並びが改善されません。
2.親知らずが歯並びに悪影響を及ぼしている
親知らずが歯並びに悪影響を与える場合には、親知らずの抜歯が必要です。親知らずの生え方にもよりますが、親知らずが他の歯を押すことで、全体的に歯並びが悪くなることもあります。特に、親知らずが横向きや斜めに生えている場合には歯並びへ影響をおよぼします。親知らずの生え方が良くない場合には、親知らずを抜くことで他の歯への影響を軽減し、歯科矯正をスムーズに進めることが一般的です。
3.上下の噛み合わせが悪い
上下の歯の噛み合わせが悪い場合も、歯科矯正で抜歯が必要になります。歯を後方に下げる際に、十分な空間がない場合は、空間確保のための抜歯が必要になるケースがあります。抜歯をすることで、歯を後ろへ移動させる空間ができるためです。
〈抜歯をするメリットとは〉
1.治療計画が立てやすい
抜歯による歯科矯正は、治療計画を立てやすいことがメリットです。抜歯することで、歯の移動に必要な空間を確実に確保できるため、歯科矯正の治療をスムーズに進められます。
2.矯正が進みやすい
始めから抜歯を行うことで確実に空間を確保し、当初の治療計画に沿って治療を進めることができます。
3.理想のEラインに近づけやすい
Eラインは横顔美人の基準とも言われており、より満足できる歯科矯正を目指す際にはEラインにもこだわることが必要です。理想のEラインに近づけるには、抜歯が必要になる場合があります。
いかがでしたか?
抜歯をする必要があるか、しなくても可能なのかは一人一人異なります。
歯の状態・顎の状態などを確認させて頂き、患者様にとってベストな治療プランをご提案させて頂きます!
当医院でも矯正治療を行っております!
是非お気軽にご相談ください!
歯列矯正で顔が変わる?
「矯正をしたら顔が変わった✨」ということを聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
結論から言ってしまうと、必ずではありませんが人によって顔つきに変化が生じる場合がございます。歯が本来あるべきところに戻り、自然とフェイスラインが整うためです。
また、噛み合わせが悪いと顔の筋肉にゆがみが発生することがありますが、矯正をすることによって噛み合わせが良くなり、筋肉のゆがみが改善され、小顔になったように見えることもあると思います。
また、矯正は顔つきだけでなく、食事や身体のバランス、さらに発音にも影響を与えることがわかっています。
歯の噛み合わせが悪く、奥歯で十分に食べ物を噛むことができないと、消化するときに胃腸の負担が大きくなります。また、顎の位置がずれていると体の重心もずれて、姿勢にも影響が出てきてしまいます。
歯列矯正をすることで歯並びが改善されれば、食事も美味しくなり、同時に身体全体のバランスも改善されます。
当医院でも歯列矯正を行っております。
是非一度お気軽にご相談ください!
矯正中に妊娠しても大丈夫?
「全体矯正」は状況にもよりますが、治療期間が1〜3年ほどかかります。よって大人になってからの歯科矯正では「治療中に妊娠が分かった」ということも十分にあり得ることです。妊娠中には何かと気がかりなことが増え、歯列矯正の治療を不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんな妊娠中の歯列矯正についてお話したいと思います。
〈妊娠しても矯正は続行できる?〉
妊娠しても治療方針に変更はありません。
定期的な調整も可能です。
ただし、お腹の赤ちゃんに配慮して、一部の治療内容を変更することもあります。
〈気を付けることは?〉
「妊娠性歯肉炎」を防ぐため、口腔内を清潔に保つことが大切です。
妊娠中から産後にかけてホルモンバランスが大きく変化するため、口内の歯周病菌が増殖しやすくなり、歯肉炎のリスクも増します。通常よりもより一層、歯周病への注意が必要になります。
〈悪阻が辛くて歯磨きができなくなってしまった場合は…?〉
歯磨きが難しければ、こまめに口をゆすぐことを心がけてみてください。液体ハミガキを使用するのもよいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
妊娠中は赤ちゃんに影響しないか不安になってしまいますよね…
心配事等ございましたら遠慮なくご相談くださいませ。
歯はどうして動く?
矯正装置を付けることで歯が少しずつ動かし、歯並びや噛み合わせを整えていきます。皆さんは「なぜ装置を付けると歯が動くの?」と思ったことはありませんか。今回は、歯が動く原理についてお話したいと思います。
〈歯根膜とは…?〉
歯は、歯茎に付着して並んでいるのではなく、歯槽骨という骨によって支えられています。そして歯の根の周りには「歯根膜」というごく薄い膜があり、歯と歯槽骨を繋げています。この歯根膜は繊維を主体とした組織で、食事などで噛む力がかかったとき、歯に加わる衝撃を吸収、緩和して和らげるクッション的な役割を持っています。矯正治療では、この歯根膜があるおかげで歯が動くことができるとも言えるのです!
〈矯正治療で歯が動くのはなぜ?〉
ワイヤー矯正やマウスピース矯正などで矯正装置を装着し、歯に力を加えると、その力が歯根膜に伝わります。力が加わることで、歯が動く側の歯根膜は縮み、反対側は引っ張られるため歯根膜が伸びます。そして歯根膜は一定の厚みを保とうとする性質を持っています。矯正装置によって力が加わることで歯根膜が伸び縮みし、歯根膜の厚みに変化が起こると、歯を支えている骨にある変化が起きます。
その変化とは、「骨を作る細胞」と「骨を溶かす細胞」が集まってきて働きだすことです。縮んだほうの歯根膜は元の厚みに戻ろうとする性質があるため、骨を溶かす細胞の働きが活発になります。反対に、伸びたほうの歯根膜は縮もうとする性質があるため、骨を作る細胞をが活発になります。また、近年では骨の中に埋め込まれた細胞(骨細胞)が骨にかかる力をセンサーのように感知して、骨芽細胞や破骨細胞の働きに関わっていることもわかってきています。このように、矯正治療で歯に力が加わると、骨を溶かす細胞と骨を作る細胞が働き、骨が作り替わるため、移動した位置で歯根膜が元の厚みに戻ります。この働きを繰り返すことで歯が動いていきます。
〈歯は1か月にどのくらい動く?〉
ご紹介したように、矯正治療では骨代謝や歯根膜の性質を利用して歯を少しずつ動かしていきます。矯正治療に適した弱い力を加えながら歯を動かすため、1カ月に動かせるのはおよそ0.5mmから1mmと言われています。
いかがでしたか?
矯正とはすごい原理ですよね!
歯並びによって印象は大きく変わります!
矯正をお考えでしたら是非お気軽にご相談ください!
歯ぎしりの原因とは?
ストレスが原因ともよく言われますが、それだけではないと考えられています。
ストレス以外で考えられる歯ぎしりの原因は、主に以下の3つが挙げられます。
①かみ合わせの悪さ
②喫煙・飲酒・カフェイン摂取
③逆流性食道炎
①「かみ合わせ」…高さのあっていないかぶせ物や詰め物があったり、歯が抜け てしまって放置している、親知らずが生えてきているなどのことから、あごの筋 肉の左右のバランスが崩れ歯ぎしり発生につながるといったことが考えられます。
②〈飲酒・喫煙・カフェイン摂取〉…関連があるだろうと言われていますが、その詳細はまだ報告されていません。
③〈逆流性食道炎〉…胃酸を抑える薬を処方したところ歯ぎしりが軽減されたという報告があります。
〈お子様の歯ぎしりについて〉
赤ちゃんや小学生などのお子様にも歯ぎしりはあります。
初めて見た親御さんは「何かストレスが・・・?」とショックを受けられることもあると思いますが、心配する必要はありません。
赤ちゃんの場合は乳歯が生え始めると、“吸う”から“噛む”と言う動作の練習を始めます。この練習で、安定して噛めるあごの位置を調整していたり、あごや筋肉を鍛えているので、とくに治す必要はありません。
小学生くらいのお子様の場合、乳歯から永久歯に生え変わりますので、あごも大きく成長し、歯と歯の隙間も大きくなりますが、歯ぎしりによって噛みあわせを調整しています。
生え変わりの時期の歯ぎしりも成長の一環としてとらえてください。 ただし、完全に永久歯に生え変わった後でも歯ぎしりが続き、歯が磨り減るようであれば、歯科医院の受診をおすすめします。
一度削れてしまったりかけてしまった歯はもう元には戻りません…
当医院では矯正治療も行っております✨
「たかが歯ぎしり」と侮らず、気になる症状がある方はお早めにご相談ください!
「歯ぎしり」放っておかないで!
~そもそも歯ぎしりってどんなもの?~
あごを左右に動かし歯をすり合せたり、ぎゅっと食いしばったり、こういったものは総称してブラキシズム〈口腔内悪習癖〉と呼ばれます。
歯ぎしりしているからだめという事ではなく、ある限度を超えると様々な弊害が引き起こされてしまうのです。
〈歯ぎしりなどによってどんな事が起こるのか〉
・歯が異常に磨り減る
・折れる
・痛い
上記のような歯に直接出てくる症状の他、顎関節症・偏頭痛・肩こり・睡眠障害・自律神経失調症など、身体全体に関わることも起こってきます。
〈自分が歯ぎしりしているかどうかわからない!〉
歯ぎしりなどをしているかどうかわからない…という方のために、ご自身で歯ぎしりしているか確認するための項目をまとめてみました。
・歯の先が磨り減り平らになり、断面に中の象牙質が見えている
・歯の表面にひびが入っている
・歯と歯茎の境目の部分の歯が削れてへこんでいる
・下あごや上あごの内側にぼこぼことした硬い膨らみがある
・朝起きたときにあごがだるく感じる事がある
・朝、頬の内側に歯の跡がくっきりついている
いかがでしたでしょうか?
当てはまるものはありましたか?
当てはまる数が多いほど、強く歯ぎしりなどをしている傾向にあります。
また、歯ぎしりの原因として、かみ合わせの悪さが影響している可能性もあります。
当院では矯正治療も行っておりますので、是非一度お気軽にご相談ください!
口呼吸のデメリットとは?
ボーッとしている時、眠っているときなどに少しでも「口を開けているかも」と思い当たる人は、口呼吸をしている可能性があります。
お口を使って呼吸をすることは様々なデメリットが生じてきてしまい、実は歯科の観点から言っても良いことではありません。
歯科の観点における口呼吸のデメリットには次のようなものがあります。
〈歯並びが悪くなる〉
歯はお口の中で、舌の力・頬の力・お口の周りの筋肉の力など様々な圧力をかけられることによって正しい位置に並んでいきます。しかし、口呼吸をすることでこれらの力のバランスが取れなくなり、「出っ歯」になる危険が高まったり、下の歯が上の歯よりも外側に出てしまう「不正咬合」が引き起こされてしまう恐れがあります。
〈口臭・着色の原因になる〉
お口の中は常に唾液が出て潤っているのが正常な状態です。
唾液には抗菌作用・殺菌作用もありますが、口呼吸により唾液が乾燥することでこれらの役割を果たせず、雑菌が繁殖し、汚れがお口に留まるため、口臭や歯の着色が起こってしまいます。
〈虫歯や歯周病になりやすくなる〉
唾液に抗菌作用・殺菌作用があるとお伝えしましたが、口呼吸をすることで虫歯菌・歯周病菌も殺菌されず、洗い流されることもないため、お口の中にどんどん増えてしまい、虫歯や歯周病といった病気になりやすくなってしまいます。
いかがでしたでしょうか?
花粉症などの鼻づまりが原因で鼻呼吸が難しい場合は、無理をせず、症状がおさまってから鼻呼吸に戻してしていくと良いでしょう!
しかし、慢性的な鼻づまりの場合は、早めに専門医の診断を受けることをオススメ致します。
歯並びでお悩みの方は是非一度お気軽にお越しください!
矯正中の虫歯の予防方法
①虫歯菌を減らす
歯を磨いて虫歯の原因となるプラークを取り除くことがとても大事です。
食べかすはうがいで取り除くことができますが、歯の表面に強くくっついてしまうプラークは歯ブラシを使わないと取れません。
固定式の矯正装置をつけている場合には、食後は必ず歯磨きする習慣をつけましょう。
通常の歯ブラシに加え、ブラシの頭が小さいタフトブラシも一緒に使用すると効率よくプラークを取り除くことができます。また、プラークが赤く染まる染め出し剤を使って、確認しながら歯磨きをすることで装置にあった磨き方のコツをつかむことができます。
(小学生までは親御さんの仕上げ磨きをお願いしております。)
②歯の質の強化
フッ素を利用した予防法があります。
フッ素は「歯の質の強化」「歯の石灰化を促進」「細菌が酸を作らせにくくする」など
予防の効果があります。
フッ素の利用方法は様々で組み合わせることでより高い効果が期待できます。
③フッ素配合の歯磨き粉の使用
毎回の歯磨きにフッ素配合の歯磨き粉を使用します。
現在の薬局では様々なタイプの歯磨き粉が並んでいますよね。
迷われている場合は、担当の歯科医がおすすめする歯磨き粉を購入してみてはいかがでしょうか。
年齢により使用量の目安やフッ素濃度がありますので、確認してから使用するようにしましょう。
④フッ素洗口
4歳以降からご家庭でフッ素を含んだ洗口液を用いてブクブクうがいをする方法で、継続して行うことで予防効果が高まります。
いかがでしたでしょうか?
矯正中は虫歯になりやすいため、日々のブラッシングがとても重要になってきます!
少しでも不安・疑問に思われることがありましたら、お気軽に当医院のスタッフにお尋ねください!
歯列矯正中の虫歯の予防について
歯列矯正中に虫歯が見つかり、治療を中断する結果になると、時間的・金銭的な負担が大きくなってしまいます。そのようなリスクを防ぐためにも、矯正治療中の虫歯対策が必要不可欠です。
①いつも以上に丁寧で慎重なブラッシングを心がける
ワイヤー矯正は「ブラッシングがしづらい」「歯に汚れがたまりやすい」というデメリットが生じることから、いつも以上に時間をかけたブラッシングが必要です。普通の歯ブラシでのブラッシングに加え、『ワンタフトブラシ』『歯間ブラシ』を活用し、汚れが溜まりやすい場所まで丁寧に磨きましょう。ただし、力を入れ過ぎると装置が外れてしまうため、普段よりも優しい力加減を意識してください。
一方でマウスピース矯正の場合も、虫歯対策のためには徹底したブラッシングが欠かせません。装置をつける前には歯の汚れを取りきることを意識し、装着中に虫歯のリスクが高くならないように気をつけましょう。
②食生活に気を配る
甘いものを多くとったり、不規則な食生活を送っていたりすると、虫歯になるリスクが高まります。間食を控え、規則正しい食生活を心がけましょう。
③予約をキャンセルしない
歯科医院・クリニックの予約がずれ込むと、矯正治療のスケジュールに狂いが出るだけでなく、虫歯の早期発見が遅れてしまいます。できるだけ予約のキャンセルを避け、決めた通りのスケジュールを守りましょう。
いかがでしたでしょうか?
矯正治療中はどうしてもブラッシングが難しく、磨き残しが出てきてしまうことがあります。
「どのように磨いたら良いのか」など少しでも疑問に思われることがありましたら遠慮なく当医院のスタッフにお尋ねください!
大人になってからの歯列矯正
歯科矯正は「子どものうちに行うもの」というイメージが強いのではないでしょうか?大人になって始めるとなると「効果があるのか」という部分が心配ですよね…
ほかにも、「矯正器具をつけたまま仕事をする?」「期間は?」「痛みは?」などといったさまざまな不安があるかと思います。
今回は、いつまで可能か、歯列矯正をするメリットなどをお話したいと思います。
〈大人になってからでもできる?いつまで可能?〉
結論からいうと、大人の矯正はいつからでも始められます。歯茎や歯槽骨(歯を支える骨)などに問題がなければ、50代や60代の方も矯正歯科治療を受けることができます。
大人の歯列矯正は、「いつはじめるか」ではなく「いつまでに完了したいか」を意識し、計画的に歯列矯正を行うようにすることをオススメ致します。
ただし、50代くらいになると、むし歯によって歯を失っていたり、歯周病によって歯を支える歯槽骨が減ってしまい、歯の健康が損なわれているようなケースも少なくありません。矯正歯科治療で歯を移動するには、歯茎や歯槽骨が健康でなければならないので、歯周病のような病気があると、まずその治療を優先させることになります。
〈大人の矯正を行うメリット〉
1.見た目・虫歯・歯周病リスクの軽減
見た目の問題が改善されることは、歯列矯正の最大のメリットといえるでしょう。また、ブラッシングやフロスなどのケアがしやすく虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。
2.全身の健康につながる
噛み合わせがよくなることで、体全体のバランスが整い、頭痛、肩こり、めまいといった症状が改善されることもあります。
3.治療計画が立てやすい
大人の歯列矯正の場合、成長過程による影響が少ないため、治療スケジュールが予測しやすくなります。 今はじめればいつ頃には治療が終わるという予定が立てやすいので、想定外に矯正期間が長くなって費用や精神的負担が増える、といったことを軽減できます。
いかがでしたでしょうか?
いくつになっても輝いていて頂きたい✨
ぜひ当院でお手伝いさせてください!
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宮本文雄
歯並びが良くなると得られるメリットとは?
歯並びは見た目はもちろんのこと、健康にも大きな影響を及ぼします。歯並びを良くすると、次のようなメリットが期待できます!
①顔のバランスが整う
歯並びが改善され、噛み合わせが良くなると顔の印象も変わります。左右対象で歪みのない表情に見えるほか、噛みにくさが改善されることでどちらか一方の顎で食べ物を噛んでしまうなどの悪癖がなくなります。すると顔の筋肉もバランスよく使うことができ、左右対象のバランスの整った顔になることもあります。
②笑顔に自信が持てるようになる
歯並びに自信がもてなかったり、歯を見せて笑うことに抵抗があるとコンプレックスの一つとして歯並びを捉えている方もいます。歯並びを良くすることで笑顔にも自信がもてるようになり、自然な笑顔が増えます。表情は人の印象を左右する要素ですので、笑顔に自信がもてるようになると周りからの印象も変わってくることでしょう。
③虫歯や歯周病になるリスクを軽減できる
虫歯や歯周病のリスクが下げられることが挙げられます。歯と歯の間に隙間があったり重なり合っている叢生の状態ですと、歯の清掃性が良くありません。磨き残しがあったり、いつも同じ場所に歯垢が溜まっていると、虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。歯並びを改善することで、こうしたリスクも軽減できるのです。
いかがでしたでしょうか?
歯並びが良いと色々なメリットがあることがわかりますね!
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宮本文雄
理想的な歯並びの条件とは?
①上下の前歯の中心と顔の中心が合っている
まず上の歯と下の歯を噛み合わせた際に、上下の歯の中心と顔の中心である鼻のラインが揃っている状態です。
鼻の中心と上下の歯の真ん中ラインが大きくずれていると、顔が歪んで見えてしまうばかりか、噛み合わせが十分にできていない可能性があります。また、歯の大きさも左右対象であることが理想的です。
②出っ張った歯がなくアーチ状に生え揃っている
一つだけ出っ張った歯がなく、弓のようなアーチ状を描いて生えそろっている状態が理想的です。噛み合わせた際に、なだらかなU字のようなアーチを描いている歯列は美しいとされています。
③歯と歯の間にすき間がない
歯と歯の間に隙間があるとすきっ歯といい、美しい歯列とはいえません。歯と歯の間の隙間は見た目ばかりでなく、食べ物が詰まりやすい、清掃性が悪化する、発音が悪くなるなどほかの面にも影響が生じます。
【噛み合わせに関する条件】
では、理想の歯並びには欠かせない噛み合わせに関する条件はどうなのでしょうか?綺麗な歯は、歯だけの問題ではなくきちんと噛み合わせのバランスが良い状態でもあります。
①上の前歯が下の前歯に2~3mm被っている
噛み合わせた際に、上顎の前歯が下顎の歯よりも2~3mm程度被っている状態が理想的です。
2~3mm以上あると出っ歯の可能性があります。大きく被りすぎてしまっても、過蓋咬合といい良い状態ではありません。また、下顎の歯が出ていると反対咬合または受け口といい、不正咬合の一種です。
②上下の歯が交互に噛み合っている
上の歯と下の歯を噛み合わせた際に、上下の歯が交互に噛み合っている状態が理想的です。しかし、歯と歯の先端がぶつかるような状態や、どちらかが前に出過ぎている状態はうまく噛み合わせができないばかりか、見た目にも口元だけが出ていたり、引っ込んでいるような状態になりがちです。
③前歯が噛み合っている
理想的な噛み合わせは、上の歯の前歯がやや下の歯に被っているような状態です。しかし、噛み合わせ時に上下の歯が全く触れていないような状態は、開咬といい不正咬合の一つといえます。
色々と条件があるのですね…
皆さんの歯並びはいかがでしょうか?
矯正をお考えの方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください!
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矯正中の歯磨きのコツ!!
【「ブラケットのまわり」の歯みがきのコツ】
ブラケットなどの金具類のまわりと歯の境目は、食べかすや歯垢が特につきやすい場所です。また、ハブラシの毛先が届きにくいため、それらの汚れを除去しにくい場所でもあります。
従って、ブラケットまわりの形状に沿ってハブラシの毛先をしっかり当てるように意識し、小刻みに動かして歯を1本ずつブラッシングしましょう!
【「ワイヤーと歯の間」「ワイヤーのまわり」のみがき方】
ワイヤーと歯の間の隙間も、食べかすがはさまりやすく、歯垢も除去しづらい場所です。取り除くには、ブラケットまわりと同様、ハブラシの毛先をうまく活用し、歯とワイヤーの隙間に毛先を斜めに入れて、上下それぞれからみがきます。
【ハブラシ以外の補助用具も併用して、歯垢の除去率アップ✨】
ハブラシの毛先は、歯と矯正装置の隙間や、歯とブラケットとの境目などにはどうしても届きにくいものです。
そのため、ハブラシだけでなく、「タフトブラシ」や「歯間ブラシ」、「デンタルフロス」、「水流の噴射を用いる歯間洗浄器」などの補助用具も併用して、歯垢や食べカスを除去しましょう。
食べたら毎回みがくのが基本ですが、最低でも一日に一回は、補助用具を使用したケアも行って、汚れをしっかり除去することが大切です!
当院では、自分自身も矯正治療を受けた経験のある衛生士がケアのコツを指導させて頂きます!
歯科矯正をお考えの方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください!
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宮本文雄
矯正中のセルフケアポイント
矯正中は、装置周辺に汚れがたまりやすく、ケアもしにくいもの。
「食べたらみがく」を習慣にし、鏡で見ながら歯磨きしましょう✨
装置周り、歯など各部位に毛先をきちんと当てて小刻みにブラッシングし、タフトブラシやデンタルフロス、歯間ブラシ等の活用も必須です。
矯正装置が装着されると
・食べかすが残りやすい
・歯垢がたまりやすい
・ブラッシングがしにくくなる
治療中、数年にわたってこの状態が続くので、むし歯や歯周病、口臭などお口のトラブルを予防するためにも、食べかすや歯垢をしっかり落とすことが大切です。(清掃を怠りトラブルが生じると、そちらの治療を優先したり、矯正の障害になるなどして、矯正の期間が延びてしまう場合もあります。)
矯正中は、歯科医院での定期的なメインテナンスや指導を受けるとともに、これらに留意しながら毎日のセルフケアを行いましょう。
1.食べたらみがく
矯正装置をつけていると、どうしても装置の周りに食べかすが残りやすくなるため、お口の衛生を保つためには、「食べたらみがく」が一番!食べかすは歯垢に潜む細菌のえさにもなります。
2.鏡を見ながらみがく
矯正装置のまわりは、食べかすや汚れが付いていることや、みがき残しがあることなど、気づきにくいことも多いものです。きちんとみがけているか、鏡で確認しながら歯みがきしましょう。
3.ハブラシ以外のアイテムも不可欠
ハブラシだけでは、矯正装置がじゃまになって掃除しきれない部分が出てしまいがちです。しっかり除去するために、「タフトブラシ」や「歯間清掃用具」などの補助用具も合わせて活用しましょう。
当院では、自分自身も矯正治療を受けた経験のある衛生士がケアのコツを指導させて頂きます!
歯科矯正をお考えの方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください!
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宮本文雄
妊娠中に矯正は出来る?
通常歯科矯正は6か月~数年程度期間が必要です。
よって歯列矯正の途中で妊娠をする可能性は、十分にあると思います。
【妊娠中でも歯列矯正は続けられる?】
妊娠中でも歯列矯正は可能です。特別方針が変わったり、調整が必要になったりということはありません。
ただし患者さまの健康状態によっては、一部の治療方針を変更する可能性があります。安心安全のために、妊娠がわかった時点で早めに報告しましょう!
【妊娠中の歯列矯正で注意すべきことはある?】
妊娠中は通常に比べて、口腔トラブルが多くなる傾向にあります。中でも「妊娠性歯肉炎」にかかる可能性があるので、日頃から口腔内の清潔を維持しましょう。
また妊娠中だけでなく、産後もホルモンバランスが変動する時期です。歯周病菌が増えやすく歯肉炎のリスクが高まるので、より重点的なケアを行う必要があります。
【悪阻(つわり)が激しい場合の日常ケアはどうすればよい?】
つわりがひどく、歯みがきが困難だと判断した場合は無理に磨く必要はありません。ただし、何もしないというわけにはいきません。液体歯みがきの使用もしくは、こまめなうがいをお願いします。
当院では、患者様、一人ひとりに合った矯正治療をご提案させていただきます。
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宮本文雄
保定装置(リテーナー)とは…
保定装置(リテーナー)とは矯正治療を終えた後の後戻りを防ぐための装置です。
リテーナーの目的とは
矯正装置を取り外した直後の歯は周囲の骨が安定していないため動きやすく、矯正治療前のもとの位置に戻ろうとします。これを「後戻り」と呼んでいます。
リテーナーは治療後の後戻りを防ぐ装置として、歯や周囲の組織を正しい位置に維持させることを目的としています。つまり、リテーナーは矯正で整った歯並びや噛み合わせをキープし、矯正治療の仕上げを担う大切な装置。この保定期間を経て「矯正が終了した」と言えるのです。
リテーナーにはどのような種類があるのでしょうか?
①固定式リテーナー(フィックスタイプ)
固定式タイプのリテーナーは「フィックかスタイプ」とも呼ばれており、細い針金を歯の裏側に接着します。歯の裏側に針金を固定するので正面から見えないほか、取外しの面倒もありません。
②可撤式リテーナー(ベッグタイプ・ホーレータイプ)
可撤式のリテーナーは取り外しができることが特徴です。食事や歯みがきの時は外してきれいに清掃ができるのでいつでも清潔な状態を保つことができます。
まとめ
リテーナーによる保定も大切な治療の一環。この保定期間の過ごし方によって今後の歯並びの良し悪しが決まります。せっかく時間もお金もかけて整えた歯並びです。リテーナーの装着不足でせっかくの矯正治療が後戻りしてしまうのはもったいないので、どうかリテーナーの着用を忘れないでくださいね☺
当院では、患者様、一人ひとりに合った矯正治療をご提案させていただきます。
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宮本文雄
保定期間って何?
矯正治療では装置をつけている期間(治療期間)が終わった後、歯や歯の周辺組織の安定をはかる「保定期間」が必ず必要となります。
保定期間は保定装置(リテーナー)を決められた時間だけ装着し、治療後の歯並びを定着させていきます。
せっかく治療が終わったのに、まだ装置をつけなくてはならないの?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、保定期間はきれいに揃った歯並びをこの先保っていくためにも重要な期間です。
保定期間に装着する保定装置(リテーナー)痛みは…?
保定装置は矯正装置と異なり、歯を動かすための装置ではないので、矯正治療中にあるような痛みはほとんど感じません。
ただし、リテーナーをしばらく外してしまうと、装着時に歯が押し戻される感じや窮屈な感じを覚える場合があります。
特に保定期間の初期段階では、その傾向が強くなりますので、歯磨きや食事の時以外はリテーナーを装着するようにしてください。
保定装置(リテーナー)期間は?
リテーナーの装着期間(保定期間)は矯正治療でかかった期間と同じくらいです!
矯正期間が患者さまによって異なるように、矯正治療後の保定期間も患者さまぞれぞれです。一般的には矯正治療にかかった期間と同程度かそれより少し長くなる程度の期間をとります。
保定装置(リテーナー)時間は?
保定期間開始時には 1 日 20 時間以上の装着が必要となります。その後、経過観測を行いながら、少しずつ装着時間を減らして様子をみていきます。最終段階では、夜間のみの装着となります。
装着時間に関しては患者さまご自身で判断せず、歯科医師・スタッフの指示に従うようにしましょう。
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宮本文雄
歯科矯正に抜歯は必要なのか…?
矯正してみたいけど歯を抜かないといけないのかな…
と考える方は多いのではないでしょうか?
今回は抜歯が必要になるケースについてお話したいと思います!
抜歯が必要になる主なケース
①顎が小さく矯正するための空間がない
②上下のかみ合わせが悪い
③そのまま矯正すると口元が出てしまう
④親知らずによって歯並びが悪くなってしまう
とはいえ、虫歯にもなっていない健康な歯を抜くのは抵抗がありますよね…
では抜歯をするメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?
【メリット】
①治療計画が立てやすい
②計画通りに治療が進みやすい
③理想なEラインに近づけやすい(Eライン→横顔美人の基準ともいわれています)
「確実に空間を作る」ということが治療を行うにあたってとても重要なことなのです!
抜歯を伴う治療の流れは、
①カウンセリング
②治療方法の決定
③抜歯
④矯正器具で矯正する
⑤アフターケア
大まかにはこのようになります。
矯正は歯並びによって治療プランも、治療期間も変わってきます。
長く付き合う治療だからこそ、自身に合った、納得のいく治療プランである必要がありますね!
当院では、患者様、一人ひとりに合った矯正治療をご提案させていただきます。
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宮本文雄
歯科矯正治療ってどうしてする必要があるの?
「患者様の中には、どうして痛い思いをしてまで歯並びを治す必要があるのだろう?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
矯正をした人からよく聞く言葉…それは…「痛かった」😨
それだけ聞いてしまうと歯並びは綺麗にしたいけど、痛い思いをしてまでは…
と躊躇してしまう人も多いはず…
ですが、矯正をすると良いメリットがたくさんあるのです✨
メリット
①歯科疾患の予防
②咀嚼機能の向上
③口唇閉鎖不全の改善
④発音の改善
⑤体のバランスや運動機能の改善
⑥性格がポジティブになれる
⑦口元と横顔が綺麗になれる
など
他にも色々ありますが、このようなメリットがあります!
しかしやはり治療である以上デメリット(リスク)も伴います。
デメリット(リスク)
①虫歯・歯肉炎・歯周病になりやすくなる
②長期間の治療により、歯に負担がかかり、う蝕や歯根吸収などを引き起こす可能性がある。
③歯肉退縮を引き起こす可能性がある。
など
メリット・デメリットそれぞれ色々ありますが…
私は、矯正をして歯並びが良くなり、かみ合わせも良くなり、自分に自信が持てるようになりました☺
皆さんが不安に思われる「痛み」…
殆どの患者様は数日で元通りになります!
生涯自分の歯でおいしいものをたくさん食べられるように是非一度考えてみてはいかがでしょうか?✨
当院には、矯正の認定医が在籍しております。
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宮本文雄
子供の矯正はいつ始めるべき???
お子さんの歯並び気になりますよね…
まだこれから大人の歯も生えてくるし、いつから矯正ってするべきなんだろう?
とお悩みの親御さんも多いはず…
子供の歯列矯正は、乳歯から永久歯に生え変わる時期を目安に「第一期」「第二期」の治療に分かれます。
「第一期」は3歳~12歳頃
「第二期」は12歳~成人の時期を指します。
「第一期治療」の目的は、「顎のバランスを整えること」。上下の永久歯が正しいかみ合わせになるように、体の成長にあわせて装置を交換し、顎が広がるように誘導していく治療です。
「第二期治療」の目的は、「歯並び・かみ合わせの改善」。第一期治療後、総合的にバランスのとれた歯列に整えることを目指します。一般的な大人の矯正治療とほとんど変わりません。
では実際いつから始めるのが良いのでしょうか?
結論から申しますと、歯並びの状態によります。
矯正が必要か、いつから始めるのがよいか、見極めは自己判断では難しく、矯正の専門医による診察を受けてみなければわかりません…
ですので一番良いのは、親御さんが気になったタイミングでできるだけ早く一度矯正の専門医にご相談されるのが良いかと思います!
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宮本文雄
矯正歯科の歴史について知ろう!
皆さんは歯の矯正がいつからあったのかを知っていますか?
歯の矯正がどのような歴史をたどって現在にあるのか知ることによって、より矯正に関しての知識を深められるかと思います。
矯正の始まりは古代ローマから…
最初に歯の矯正について言及したのは、ローマの医師であると言われています。
彼は乳歯が抜け落ちたあとに生えてきた永久歯が異常な位置に生えてきた場合、「指で押して正しい配置に戻すように」と話したそうです。
さらに歯や顎を含めた顔における奇形などの問題は、古代ギリシャの時代から既に言及されており、まさに何千年も昔から矯正にまつわる治療ははじまっていたと言えるのです。
矯正の帝王「エドワード・アングル博士」
エドワード・アングル博士は、「エッジワイズ法」という現在のような矯正装置の原型を考え出した人で「矯正学の帝王」と言われるほど、現在の矯正技術に多大なる影響を与えた人であるそうです。
それから日本には約50年ほど経ってから矯正の技術が伝わったと言われています。
日本産まれの治療方法
見えない裏側の矯正、リンガル矯正は日本で考案されました。
1960年代、藤田博士が考案した治療法です。
フジタメソッドと言われ、改良を続けて現在のような見えない矯正の形になりました。
このように、多くの歯学者によって様々な矯正技術が生まれました。
ここで紹介しているのはごくほんの一部です。
歴史を知ることで知識を深めると矯正を始めることへの意欲やモチベーションにもつながるのではないでしょうか?
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人間の咬む力について
皆さんは人間の噛む力がどれくらいあるかはご存知ですか?
作業に集中しているとき無意識に歯を食いしばっていたり、朝起きると顎が疲れていた、といった経験をされたことがある方もいらっしゃるかと思います。
人間の噛む力と、噛む行為によってどのような影響があるのかをご紹介致します。
人間の噛む力
人間が力いっぱい歯を食いしばった時にでる噛む力は、自分の体重に比例しているそうです。
例えば、体重65㎏だとしたら噛む力は65㎏を出すことができます。
この噛む力ですが、自然界に目を向けると、犬は100㎏以上、ライオンで400㎏にも上ると言われており、人間のように食べ物をまんべんなくすりつぶす構造の歯に比べ、元来の顎の強さに加え、噛む力が犬歯に集中する事も、肉食動物のパワーの源となっていると言われています。
人間の噛む力をPa(※噛む力の単位)で示すと、110万Paだそうです。
ちなみに生き物でもっとも噛む力が強いのはイリエワニで、その力は5309万Paにも及ぶそうです。
ものを噛むときの力は個人差が大きく、小さい力で効率よく食事をする方や、歯を食いしばるようにして力を込めて食事をする方がいます。
後者の方は加齢とともに歯の耐久性が低下しても強い力でかみ続ける事が多く、最悪、歯が次々に割れてしまうことがあります。
硬い食べ物を噛み砕くためには、歯と歯茎にも力がかかります。
そのため食べ物を美味しく味わいながら噛むには、 これらの力に耐えれる健康な歯と歯茎が必要になります。
咀嚼良好者(よく噛めて食事が出来る人)の割合は、40歳代から低下し始め、60歳代で急降下することがわかっています。
定期検診はもちろん、噛み合わせを良くすることも歯を守る一つの方法と言えるでしょう。
しっかりと自分の歯で食事が出来れば健康な生活に繋がります。
しっかり噛める歯で過ごすために、定期検診、場合によっては歯科矯正を検討されてみてはいかがでしょうか?
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宮本文雄
歯列矯正で小顔になる?
テレビや雑誌といった多くのメディアで取り沙汰されたこともある「歯列矯正の小顔効果」ですが、歯列矯正治療を行うことによって、本当に小顔になるのでしょうか?
「歯並びと顔のサイズは関係ない」と思う方もいるかもしれませんが、可能性としてゼロではありません。
歯列矯正が与える小顔効果
まず結論ですが、歯の矯正治療で直接的に小顔効果を得ることはできません。
なぜなら、歯列矯正は歯並びを整えたり、歯の噛み合わせを改善する治療であり、小顔効果を目的とする治療ではないからです。
しかし、歯並びや噛み合わせの悪さという歯の問題が、見た目にまったく影響を与えないかと言えば一概にそうともいえません。
歯列矯正にはダイエット効果があるとも言われています。
歯並びを整えて噛み合わせが正しくなると、しっかり食べ物を噛むことができます。
しっかりと噛むことで満腹中枢が早く満たされることから、食べ過ぎ防止になり、結果的にダイエット効果が期待でき、小顔になるということでしょう。
噛み合わせの悪さと顔の歪み
歯並びが悪い、歯の高さが高すぎる・低すぎる、被せ物・詰め物の高さが合っていないなどの理由で噛み合わせが悪くなることがあります。
噛み合わせが悪いというのは、どこか一箇所の歯に過度な負担がかかっていたり、顎関節に不自然な力がかかっていたりする状態です。
この状態が続くと、人によっては顔貌のバランスが崩れるおそれがあります。
逆に、矯正治療や補綴物の調整などによって噛み合わせを改善することで、顔貌のバランスが改善されるケースもあるようです。
歯ぎしりはフェイスバランスを崩す原因になる
歯ぎしりは睡眠中に起こる現象で、実はその原因はまだはっきりと解明されていません。
歯並びやストレス、遺伝、カフェインの摂取、喫煙、抗うつ剤の副作用などが原因ではないかとされています。
睡眠中に起こる歯ぎしりや食いしばりの圧力はおおよそ60キロ〜80キロといわれています。
このような力で歯を擦り合わせ、食いしばるのですから、歯や顎にかかる負担は相当なものです。
歯ぎしりは歯を痛めるだけでなく、顔の筋肉のつき方にも大きな影響を与えてしまいます。
歯をグッと噛み締めたときに、顎の下の筋肉、咬筋(こうきん・顔のエラ部分)が出っ張るという人は、すでに影響が出ている証かもしれません。
このように歯ぎしりはエラ張りの原因となり、フェイスバランスを崩す元凶となるのです
すべての人に歯列矯正が良いとは限らない
歯列矯正をすれば小顔になれる!と思われるかもしれませんが、全ての人に小顔効果があるわけではありません。
歯列矯正を行うことで小顔効果が期待できるのは、次のようなタイプです。
・エラが張っている人
・頬の骨が角ばっている人
・頬骨が出ている人
しかし小顔効果だけを考えて歯列矯正を行うだけでなく、歯並びを整えることで得られるメリットにも期待してください。
歯並びを整えることでブラッシングが行いやすくなり、虫歯や歯周病になりにくくなります。
特に歯周病は口元の印象を悪くしてしまいます。
最後に
私たちの噛み合わせは、年齢とともに変化していきます。
噛み合わせが変わると、顔貌に影響するリスクがあるだけでなく、口腔内の健康が阻害されたり、全身の健康まで脅かされることがあります。
「噛み合わせは変化するもの」という認識を持ち、定期検診でチェックを受けることをおすすめします。
スッキリした顔は、口元から作られると言っても過言ではありません。
魅力ある口元を作り出し、若々しい印象を与えましょう。
当院では、患者様、一人ひとりに合った矯正治療をご提案させていただきます。
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宮本文雄
歯並びと発音の関係性
大事なプレゼンで噛んでしまったり、何度も聞きかえされたり……。
滑舌の悪さで悩んでいませんか?
歯科矯正を受けることで滑舌が驚くほど良くなる場合があります。
歯並びと発音の関係性について紹介致します。
発音
発音というのは発声の仕方や舌の動きによって、聞き取りやすさが大きく変わってきます。
特に歯の裏に舌をくっつけるようにして出す音は、歯並びがとても重要になってきます。
滑舌の良し悪しが全て歯並びのせいだけとは言えませんが、歯並びに影響を受けることがあります。
歯並びが発音に影響を与える理由とは?
歯ならびが発音に影響を与える理由は、主に歯のすきまから息が漏れることにあります。
乳歯のときに上下の前歯が噛み合っていない、受け口、歯ならびがガタガタで永久歯の生えるスペースが足りないと判断される場合は要注意です。
そして特に歯並びが滑舌に影響を与えると考えられているのは、サ行やタ行、ナ行やラ行などです。
サ行は特に歯をすり合わせることで音を出すため、かみ合わせに問題がある場合には発音しにくくなります。
また、マ行のように唇を合わせて発音する音も歯並びの悪さで唇の合わせが悪くなると発音が難しくなることがあります。
発音の悪さに歯並びが影響している場合、歯科矯正をすれば滑舌は改善されます。
滑舌が悪いことに悩んでいるのであれば歯科矯正を受けてみる価値は十分にあります。
何を言っているのか分かりづらい、と言われることがあるなら矯正をすることで改善できるかもしれません。
発音の改善の他にもメリットが!
歯列矯正には、発音の改善の他にも数多くのメリットがあるといわれています。
歯ならびが整うことで歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病になりにくい環境になります。
歯並びの見た目を改善して、心理的な負担を軽くする効果もあります。
顎や顔、姿勢のズレにもつながってしまいますので、歯列矯正はなるべく早くから始めた方がメリットが大きいと言われます。
最後に
滑舌の悪さで悩んでいる方は、もしかすると歯並びの悪さが影響しているかもしれません。
一度、歯医者で相談されてみるのはいかがでしょうか?
当院では、患者様、一人ひとりに合った矯正治療をご提案させていただきます。
歯科矯正をお考えの方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください!
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宮本文雄
妊娠中の矯正治療は可能?
妊娠中はホルモンバランスの変化により、体調が大きく変わります。
妊娠中や産後は体調管理に気をつける時期であり、お薬を飲むことにも躊躇してしまうことと思います。
また、妊娠中には歯が痛くなったり、歯ぐきが腫れたり、お口の中でも色々なトラブルが起きやすくなります。
では矯正治療についてはどうでしょうか。
今回は矯正と妊娠の関係に悩んでいる女性のために矯正と妊娠の同時進行をすることについて注意点とあわせて解説していきます。
矯正治療の流れと、妊婦さんが気を付けるべき治療や検査
結論からお話ししますと「妊娠中の矯正は可能」です。
妊娠前から矯正をしていたのならそのまま続けられますし、妊娠中の体調などに問題がなければ時期を考慮しながらも、矯正を始めることも可能です。
しかし体の変化により、非妊娠時と比べて気を付けなければいけないこともあります。
では妊娠中の矯正治療はどのような事に気を付けるべきでしょうか。
妊娠中のレントゲン・X線検査はNG
矯正治療を始めるにあたり、レントゲン撮影が必要になります。
また、矯正治療中や矯正治療終了時にもレントゲン撮影を行うことがあります。
そのなかでも重要度がもっとも高い撮影は、治療開始時になります。
母体と胎児への影響を考慮し、治療開始時以外のX線検査は、出産後しばらくたってから行うのがよいでしょう。
痛み止めや抗生物質の服用
妊娠中における矯正治療中の投薬は、「必要であれば」いつでも行うべきだといわれています。
妊娠を理由に必要な処置をしないでいると、症状が酷くなるかもしれないからです。
とはいえ妊娠のステージによってリスクの程度が異なります。
投薬に慎重になるべき時期もあるため、歯科医とよく相談した上で適切な痛み止めや抗生物質を使用する必要があるでしょう。
虫歯・歯周病リスクに対する口腔ケア
妊娠中は虫歯や歯周病のリスクが増えます。
・悪阻(つわり)をまぎらわすために食事回数が増え、口内環境が酸性になりやすい。
・歯ブラシや歯磨き粉で吐き気をもよおし歯磨きが不充分になりがち。
・妊娠中に増える女性ホルモンの影響で口内環境が悪くなりやすい。
以上の理由から、妊娠中は虫歯になりやすく、歯周病が進行することも多くあります。
そのためいつものケアに口腔洗浄液(マウスウォッシュ)などを併用して、プラークコントロールには注意が必要です。
まとめ
妊娠中の矯正治療は可能です。
しかし、妊娠中はホルモンバランスの変化などによって気持ちが不安定になることがあり、大丈夫だと思って始めた矯正治療が不安に感じることがあるかもしれません。
気になること心配なことは歯科医や産婦人科の医師に相談をしながら1つ1つ解決していくようにすると不安もなくなります。
不安をなくして妊娠中の歯列矯正を継続していけるようにして下さい。
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宮本文雄
インビザライン矯正中の食事
インビザライン矯正とは、樹脂製のマウスピースを使った新しい歯科矯正です。
「装着しても目立ちにくい」「自分で着脱ができる」「金属アレルギーの心配がない」などのメリットがあります。
また、比較的弱い力で歯を移動させることから、治療に伴う痛みや不快感も少ない傾向にあります。
それだけに、インビザライン矯正を希望される患者さまも増えてきていますが、食事や飲み会については注意すべき点があることを知っておきましょう。
食事制限はあるの?
インビザライン矯正はワイヤー矯正と違い、矯正器具(マウスピース)をその都度外して食事を行うので基本的には食べ物などに制限はありません。
ただ、マウスピースを交換したばかりで歯が動いている状態の時に硬いもの(お煎餅や硬い肉など)を食べると、強い痛みを感じることがあります。
マウスピースの交換時期など痛みを感じやすい時には、硬いものは避けるようにして柔らかいおかゆやうどんなどの食事をとるようにしましょう。
飲み物に注意!
インビザラインのマウスピースを装着した状態では、飲み物の摂取にも注意が必要です。
水であれば何ら問題はないのですが、砂糖が含まれていたり色素が濃かったりする飲み物は、基本的にはNGとお考えください。
歯とマウスピースの間に糖質が入り込めば虫歯のリスクが上がりますし、色素の濃い飲み物はマウスピースおよび歯の着色を引き起こします。
特にマウスピースが黄ばむと、不衛生なイメージを与えかねないため要注意です。
何よりマウスピースを装置していることが目立ってしまいます。
再装着の注意点
食事や飲み物を飲んだ後にインビザラインを再装着する際は、以下のような点にも注意しましょう。
・歯を磨く
難しいときは少なくとも口をすすいでから再装着してください。
・インビザラインも磨く
難しいときは装置をすすいでから再装着してください。
お家でも仕事先でも外出先でも基本的にやることは同じです。
まとめ
正しい使用方法を守れば確実な効果が期待できるインビザラインですが、不得意とするケースや、取り外しタイプであるゆえのデメリットもあります。
インビザラインに興味のある方、これから始める予定の方は、矯正治療で失敗しないためにも、治療方法についてしっかりと正しい知識を持っておくことが大切です。
当院には、矯正の認定医が在籍しています。
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宮本文雄
年齢とともに歯並びが悪くなる?原因と対処方法!②
前回の記事では年齢とともに歯並びが悪くなる原因について紹介致しました。
『年齢とともに歯並びが悪くなる?原因と対処方法!①』はこちらから
今回はその対処方法について説明致しますのでご参考下さい!
歯並びを悪化させないためには?予防と対処方法
・食生活、睡眠、ストレスなどに注意する
歯並びの悪化をできる限り抑えるには、バランスの良い食生活や、歯に強すぎる力が加わらないよう気をつけることが大切です。
柔らかいものばかりではなく、しっかりそしゃくするお肉や食物繊維たっぷりの野菜などを食べましょう。
顎をしっかり鍛えるためにも、食事はきちんと取ることが重要です。
また、睡眠をじゅうぶんに取り、歯ぎしりなどで眠りが浅くなることのないようにすることも大切です。
もし、ストレスで歯ぎしりをしているのなら、ストレスの原因を排除することも必要になってきます。
ストレスをためがちな人は食いしばりがクセになっていることも多いので、生活を振り返ってみて、思い当たる節があれば注意しましょう。
・対症療法を利用する
歯ぎしりは寝ているときや集中しているときに無意識に行っていることも多く、意識的に治すのはなかなか難しいものです。
そのため、マウスピースを装着して歯への負担をなくすなど対症療法がおすすめです。
・定期健診を受ける
定期検診を受けることで、患者さん自身が気付いていない虫歯や歯周病などが発見され、歯並びが悪くなる前に歯科治療を開始できる可能性があります。
また、もしも歯並びが悪くなってきていた場合でも、定期検診で早めに発見することで、対症療法で解決できたり、癖を直して悪化を防げるかもしれません。
まとめ
年々悪くなる歯並びは、人間本来が持っている生理的なものが要因かもしれません。
しかし、それを放置するのは問題です。
加齢とともに変わる歯並びですが、放置すれば、だんだんと悪いかみ合わせによる弊害を受けることになります。虫歯や歯周病、肩こりや頭痛などの他の疾患を防ぐためにも一度歯医者さんに相談し、見ていただくことをオススメします。
症状によっては歯列矯正治療を受けるようにしましょう。
当院では、患者様、一人ひとりに合った矯正治療をご提案させていただきます。
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宮本文雄
年齢とともに歯並びが悪くなる?原因と対処方法!①
一度きれいに生えそろってしまった歯並びは、もう変わることはないと思っていませんか?
口元は大人になるにつれて変化したり、大人になったからこそ変化することもあるのです。
大人になってから口元が変わる原因や、その対処法を2回に渡りご紹介します。
歯並びが悪化する原因とは?
・生活習慣や癖
爪を噛む動作は、上の前歯を前後に動かす力が加わってしまうため、歯並びを悪くする傾向にあります。
また、姿勢が悪い、頰づえをつくなど、生活習慣やクセが原因で、かみ合わせが悪い状態に至ってしまうこともあります。
・歯ぎしり
噛む力(咬合力)は人間の体重くらい強い力がかかります。
無意識に歯ぎしりをすることで歯が動いてしまい、歯並びが乱れることがあるかもしれません。
・治療の中断
虫歯や矯正など、途中で治療を中断してはいませんか?
虫歯を放置してしまい、歯が溶けてなくなる・歯を抜くことになると、虫歯で抜いた歯と隣り合う歯は、なくなったスペースに移動していきます。
虫歯の歯と噛み合っていた歯は、少しずつ伸びて出てきます。
虫歯以外でもぶつけて歯がとれたなどの理由で歯を失った後にそのままにしていると、抜歯した場所の隣の歯が傾いてきたり、移動して歯並びが悪くなる原因になります。
・歯周病
歯周病は歯茎が下がるだけではなく、歯を支える骨(歯槽骨)も溶けてしまいます。
そのため、支えられなくなった歯がぐらついて傾くなど、歯並びが悪くなることがあります。
また、歯周病によって歯槽骨が溶けることによって歯茎が痩せ、歯と歯の間の隙間が大きくなったり見た目が悪くなることもあります。
まとめ
大人になってから歯並びが悪くなってしまう原因は意外とたくさんあります。
当たり前にしてしまっている癖や習慣が歯並びを悪くしているかもしれません。
また、患者さん自身が気が付いていないうちに罹っていたり、これくらいなら放っておいてもと放置している虫歯や歯周病が原因のこともあるかもしれません。
歯並びを悪化させないための方法については、次回紹介致します。
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歯並びに不安がある方、ぜひ当院へお気軽にご相談ください!
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Eラインとは?歯列矯正で理想のEラインを!
Eラインとは何かご存じですか。
オトガイ部(下あごの突端部)と鼻先を結ぶ線のことで上唇と下唇がこの線上やや内側にある口元が理想的な美しい横顔として歯科医師ロバート・リケッツが1954年に提唱したものです。
上唇がEラインに載り、下唇がEラインよりも2mm程度内側にある横顔が、日本人の最も理想的な横顔であると考えられています。
理想的なEラインができない原因
理想的なEラインが出来ない理由には以下のようなことが考えられます。
・口先が突き出ている(口ゴボ)
口先が突き出ていると、Eラインよりも口先がはみ出し、理想的なEラインを描けなくなります。
この状態は「口ゴボ」とも呼ばれます。
口ゴボについてはこちらから
https://www.senseikai.jp/2022/04/27/447/
・下あごが上あごよりも出ている(受け口)
下あごが突き出ている状態も、理想的なEラインができない原因になります。
下あごが突き出ている状態は「下顎前突(かがくぜんとつ)」とも呼ばれます。
受け口になっていると噛み合わせにも問題が生じやすく、発音のしにくさや、うまく咀嚼できないことによる消化不全、全身のバランスにも影響を及ぼす恐れがあります。
理想のEラインに整える歯列矯正
どの部位を整えるかにより、治療法はことなりますが、出っ歯や受け口が原因で口元が膨らみ、Eラインをはみ出している場合には、「歯列矯正」による治療を検討しましょう。
歯列矯正とは、ワイヤーやマウスピース型装置などの矯正装置を使って、歯並びや噛み合わせを整える矯正歯科治療です。
歯列矯正によって出っ歯や受け口が改善されれば、膨らんだ口元がスマートな状態になると期待できます。
まとめ
Eラインを整え、きれいな横顔にしたいという方は、歯の矯正治療を検討することになります。
お口周りの状態によっては外科手術が必要となる場合もあるので、歯科医師とよく相談をしてください。
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宮本文雄
矯正中の「食いしばり」体に悪影響が、、、
歯の矯正中はよく痛みが伴うもの。
ついつい歯を食いしばり、痛みに耐えようとすることもありそうです。
しかし食いしばりを続けてしまった場合、どうなってしまうのか不安はありませんか?
実は、食いしばりで歯に圧力がかかることによって、矯正に悪影響があるのです。
食いしばりで起こりうる悪影響
食いしばりをすることにより起こりうる悪影響は以下のものが考えられます。
・歯周病の悪化
・筋肉が発達して顔が大きく見える
・肩こりや頭痛の原因
・歯が削れることによる知覚過敏
・顎への違和感
食いしばりを治すには
・マウスピースでなおす
食いしばりによって歯が削れるのを防ぐために、マウスピース(ナイトガード)を用います。
・歯並びを治す
歯並びが原因で食いしばりが起きている場合、矯正で歯並びを整えることによって改善していきます。
ただし、矯正中に食いしばりをすることで歯が移動しにくいこともあるので、歯医者さんにきちんと相談することが大切です。
・口腔筋機能療法(MFT)
唇や頬などお口周辺の筋肉を動かしてトレーニングする、口腔筋機能療法(MFT)を行うことで食いしばりを改善することができます
まとめ
食いしばりは、寝ているうちや無意識のときなど知らないうちに力がかかってしまっていることが多いようです。
場合によっては、歯を割ってしまう、歯を動かしてしまうような力も働きます。
朝起きたときに肩こりや頭痛などの症状がある人は要注意です。
歯医者さんに噛みあわせの検査をしてもらい、矯正治療をすることを考えてみるのはいかがでしょうか。
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失敗しないインビザライン治療!
インビザラインは、マウスピースを使った新しい歯科矯正です。
「装着しても目立ちにくい」「自分で着脱ができる」「金属アレルギーの心配がない」などのメリットがあります。
しかし、インビザラインも失敗のリスクがゼロというわけではありません。
思っていたような矯正ができなかったり、噛み合わせが悪くなったりするケースも報告されています。
今回は、そんなインビザライン治療を失敗しないための対策を紹介します!
実績のある歯科医師を選ぶ!
インビザライン治療では、まずレントゲンやデジタルスキャンで精密なデータを取ってから、専用の3D治療計画ソフトウェアを使用して、医師が治療計画を作成します。
マウスピースを外部へ発注することからデジタルに頼る部分が大きいように見えますが、実際に治療計画や治療方針を立てるのは歯科医師です。
担当医の矯正治療の経歴や、インビザラインの治療実績などは、しっかり確認しておくことが大切です。
安心な矯正歯科の選び方はこちらから
https://www.senseikai.jp/2022/01/21/373/
マウスピースや歯の手入れを欠かさない
また、マウスピースや歯の手入れを欠かさないことも矯正失敗を避けられる一つの方法です。
マウスピースや歯の手入れを怠るとむし歯や歯周病、口臭を引き起こす可能性があります。
これらのことが引き起こしてしまうと、矯正がスムーズに進まなかったり途中で断念せざるを得なかったりする場合があります。
そのためには、歯のお手入れに加えてマウスピースもしっかりお手入れしておきましょう。
正しいお手入れ方法はこちらから
https://www.senseikai.jp/2022/02/22/414/
装着時間を守る
インビザラインは約7日ごとに新しいアライナーへ交換することで、少しずつ歯を動かしていく矯正です。
装着時間を守らない場合には計画した通りに歯が動かず、治療計画が崩れていきます。
時間がなくどうしても装着できない場合には、医師に相談するか、装着できなかった分の時間をプラスしてから次のアライナーへと交換する必要があります。
まだ歯が動いていないのにも関わらず新しいアライナーへ交換すると、歯への矯正力が強くなり強い痛みや圧迫感を感じることもあります。
矯正中に違和感を覚えたら歯科医師に相談する
インビザライン矯正の場合は、矯正途中に発生する問題に気がつかないリスクがあります。
新しいマウスピースに交換するとそれまでにはない矯正力が歯にかかるため、違和感や痛みを覚えることがあります。
少しでも不安な違和感を覚えた場合には、気軽に歯科矯正医に相談しましょう。
まとめ
失敗を防ぐ最大の対策は、インビザラインを専門で扱っている歯科医師に相談することです。
インビザラインについて知り尽くしていないと使いこなすのは難しいので、インビザラインでたくさんの症例をこなしている歯科医師を探してみてください。
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宮本文雄
ブライダル矯正で素敵な結婚式を!
一生の思い出となる結婚式。
「素敵な笑顔で写真に写りたい!」と考えている方も多いのではないかと思います。
歯並びがきれいだと、笑顔になったときの印象が違います。
実際に歯並びを改善するには長い期間の治療が必要となりますが、式当日に合わせて歯並びをきれいにできる矯正治療があります。
ブライダル矯正って何?
実は「ブライダル矯正」という治療方法があるわけではありません。
式までの日数などを考慮したうえで、独自に矯正治療の方針を立てていくものです。
式までの日数が少ない場合でも、目立つ部分を優先的に矯正したり、式当日だけ矯正装置を外したりといったさまざまな選択肢があります。
歯科医師の方で、日数や患者さんのご希望などを考慮したうえで治療方法を立案します。
ブライダル矯正でおすすめの方法
=マウスピース矯正=
マウスピースを使った矯正治療です。
装置そのものが透明で目立たないうえ、ご自身で取り外すことも可能です。
事前に治療経過のシミュレーションができるため、式前後の歯並びを把握しやすいという特徴もあります。
透明な装置を付けたまま式を挙げることもできますが、外すこともできます。
=部分矯正=
気になる前歯など一部分を優先的に矯正する方法もあります。
奥歯を含めた歯全体を動かす矯正と比較すると短期間で完了するのがメリットです。
また、全体矯正より費用が抑えられることも大きな魅力です。
結婚式前には前歯の部分矯正を行い、結婚式後に奥歯の矯正治療を行います。
=裏側矯正=
裏側矯正とは、ワイヤー装置を歯の裏側につける方法です。
歯の表側に装置をつける従来のワイヤー矯正とは違い、近距離から口を開けた状態を見ない限り、矯正中であることはほとんどわかりません。
歯の裏側は表側に比べてエナメル質の厚みがあり、唾液の自浄作用が働きやすいため、虫歯になりにくいメリットもあります。
結婚式までに間に合う?
結婚式の日までに、歯の矯正が完了していることが理想的ですが、矯正治療は長期にわたるほか、式までの時間が少ない、症例がやや複雑であるなど、さまざまな事情から完璧な状態で式を迎えることが難しいケースも多々あります。
しかし結婚式当日に矯正が完了していなくても、必ずしも大きな問題ではありません。
例えば、マウスピース矯正なら当日は外して過ごすことができ、裏側矯正なら装置をつけたままでも見た目には問題ありません。
まとめ
歯列矯正は見た目を綺麗に見せるだけでなく、噛み合わせの改善や口内を含めた体の健康にもメリットがあります。
歯並びを整えることは生涯の健康維持の一環です。
気になる点があったら、早めに歯科医院に相談することをおすすめします。
結婚式当日、素敵な笑顔で撮られた写真は、より一層の思い出に残ることでしょう!
結婚式を控えている方は矯正治療をご検討されてみてはいかがでしょうか?
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理想の歯ならびとは?
歯並びに自信が持てると自然と笑顔が増えたり、気持ちまで前向きになるなど、良いことがたくさんあります。
人のイメージまでも左右する歯並びですが、印象が良くなる理想の歯並びとはどのような状態を指すのでしょうか。
理想の歯ならびとは?
歯並びについては噛み合わせや審美性など色々なポイントがあり、「良い歯並び」というものが明確に定義されているわけではありません。
ですが、その中でも以下を満たしている場合は、歯並びが良いと言えます。
・隣り合う歯と歯の間にすき間がない
・上下の歯の間に大きなすき間がない
・上の前歯、下の前歯、顔の中心が真っすぐ線になっている
・歯の角度や大きさがほぼ左右対称になっている
・出っ歯や引っ込んだ歯がなく、28本の歯がきれいなアーチ状に並んでいる
・上の前歯が下の前歯を2~3ミリ覆っている
このように、歯がすき間なくキレイに並んでいるという「見た目」だけでなく、理想的な「噛み合わせ」になっているかどうかも、理想の歯並びを考えるうえでは欠かせない要素となります。
歯並びが良くなると得られるメリット
歯並びは見た目はもちろんのこと、健康にも大きな影響を及ぼします。
歯並びを良くすると、次のようなメリットが期待できます。
・顔のバランスが整う
左右対象で歪みのない表情に見えるほか、噛みにくさが改善されることでどちらか一方の顎で食べ物を噛んでしまうなどの悪癖がなくなります。
・笑顔に自信が持てるようになる
歯並びが美しいということに加えて、顔のバランスが整って表情を作りやすくなるため、笑顔も魅力的なものになるます。
笑顔に自信が持てると、楽しく笑って過ごすことが今以上に増えるのではないでしょうか。
・虫歯や歯周病になるリスクを軽減できる
歯と歯の間に隙間があったり重なり合っている叢生の状態ですと、歯の清掃性が良くありません。
磨き残しがあったり、いつも同じ場所に歯垢が溜まっていると、虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。
歯並びを改善することで、こうしたリスクも軽減できるのです。
最後に
理想の歯並びの定義は一つではありません。
少しでも理想の歯並びを手に入れるために、歯並びでお悩みの方はいちどかかりつけの歯科医師に相談してみて下さい。
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口ゴボは自分で治せるの?
口ゴボとは、外から見て、口元が盛り上がり、ゴリラのように見える状態のことを指します。
横からは、唇が鼻と同じくらいか前方に出ているように見えます。
日本人などのアジア人に多く、その見た目を気にされている方も少なくありません。
原因となっている不正咬合を改善することで、口元の盛り上がりを和らげ、すっきりとした印象を取り戻すことが可能です。
口ゴボは自力で治せるのか?
結論、口元が突出した状態を自力で改善するのは、ほぼ不可能といえます。
口ゴボの主な原因は、出っ歯にあります。
上の前歯だけが前方に突き出ている場合もあれば、上下の前歯が前方に突き出ている場合もあります。
また、幼少期の指しゃぶり、下唇を噛む、柔らかいものばかり食べる、といった習慣が積み重なって形成されるケースもあります。
口ゴボの治し方
すでに口ゴボになっていて、どうしても改善したいという場合は、歯列矯正を検討することになります。
歯列矯正というと、銀色のワイヤーを歯に取り付けるので抵抗がある方もいるのではないかと思います。
しかし、矯正装置の中には白いワイヤーを使ったものもありますし、インビザラインなどのマウスピース型の矯正装置で、口ゴボの原因となっている出っ歯を治す方法もあります。
装着時もほとんど目立たないため、口元の見た目を損なわずに治療を行うことができます。
インビザラインについてはこちら
(https://www.senseikai.jp/invisaline/)
最後に
口ゴボを治してきれいな横顔にしたいという方は、歯の矯正治療を検討することになります。
お口周りの状態によっては外科手術が必要となる場合もあるので、歯科医師とよく相談をしてください。
当院には、矯正の認定医が在籍しています。
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宮本文雄
歯並び改善! MFT(口腔筋機能療法)とは?
MFT (口腔筋機能療法)とは?
歯並びや咬み合わせの形成には、遺伝だけでなく幼少時期の生活習慣や癖なども大きな影響を及ぼしています。
舌突出癖や指しゃぶりが開咬や上顎前突を招くほか、お口周りの筋肉の弛緩につながることもあります。
こうした後天的な筋肉の不調和を舌や口唇、頬などの口腔顔面筋のトレーニングを通して整えていく療法をMFT(口腔筋機能療法)といいます。
咀嚼時、嚥下時、発音時、安静時の舌や唇の位置の改善、および呼吸をはじめとした口腔機能(舌癖や口呼吸)の改善効果が期待できます。
口腔機能が改善されることでお口の中が受け口や出っ歯などの不正咬合になりにくくなります。
この方法には、矯正後の歯並びの戻りを防ぐ作用もあります。
正しいトレーニングを行うことで、生活習慣や癖が原因で乱れた歯並びが改善するケースがあります。
生活習慣の中で、舌の動かし方(舌癖)は、歯並びに大きな影響があります。
舌癖とは?
舌癖(ぜつへき)とは、舌を正しい位置ではなく、下のほうに置いていたり、前のほうに置いて歯を後ろから押したりする癖のことをいいます。
舌癖がある人は、飲み込むときに舌に強い力が加わって、歯が前に押し出されます。 そのとき唇や頬の筋肉が弱いと外側から歯を支えることができません。
その結果、「出っ歯」になったり、「すきっ歯」になったりして、上と下の歯のかみ合わせが悪くなります。
特に、鼻から呼吸がしにくい方など、常に口が開いている場合は要注意です。また、発音もしにくくなることがあり、特にサ行、タ行、ナ行、ラ行が舌たらずな発音になります。
最後に
歯並びの悪さの原因などをご自身で判断することはなかなか難しいものです。
不安のある方は歯科医院にぜひ一度ご相談ください。
できるだけ早くトラブルを発見し、治療計画を立てていきましょう。
当院には、矯正の認定医が在籍しています。
お気軽にご相談ください。
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宮本文雄
歯並びが悪くなる原因とは?
歯並びの悪さにコンプレックスを感じている方や、子どもの悪い歯並びに悩んでいるご両親は少なくないと思います。
歯並びが乱れていると見た目が気になるだけでなく、虫歯をはじめとした口腔トラブルも起きやすくなるので注意が必要です。
そもそも、悪い歯並びになってしまうのはなぜなのでしょうか?
ここでは、歯並びが悪くなる原因についてご紹介いたします。
指しゃぶり
指しゃぶりは、開咬や出っ歯(上顎前突)の原因であり、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼします。
一般的には、4~5歳くらいまでには指しゃぶりを卒業することが望ましいですが、心理面も考慮する必要があることから、どうしてもやめられない場合には専門家に相談することも大切です。
長く続けるほど、不正咬合を進行させてしまいますし、発音や顎の発育への影響も懸念されます。
口呼吸
口呼吸は、歯並びを悪くするだけでなく、虫歯や歯周病のリスクを高めたり、風邪にかかりやすくなったり、口臭の原因になるなど、さまざまな悪影響があります。
口呼吸により口が開いていることが多くなることで、舌や顎の位置が下がってしまうため、歯並びが悪くなる原因になります。
舌癖(ぜつへき)
舌癖とは、舌を正しい位置ではなく、下のほうに置いていたり、前のほうに置いて歯を後ろから押したりする癖のことをいいます。
舌癖がある人は、飲み込むときに舌に強い力が加わって、歯が前に押し出されます。
そのとき唇や頬の筋肉が弱いと外側から歯を支えることができません。
その結果、「出っ歯」になったり、「すきっ歯」になったりして、上と下の歯のかみ合わせが悪くなります。
特に、鼻から呼吸がしにくい方など、常に口が開いている場合は要注意です。また、発音もしにくくなることがあり、特にサ行、タ行、ナ行、ラ行が舌たらずな発音になります。
歯周病
歯周病により、歯槽骨の吸収が進むと、歯並びにも影響します。
歯を支える顎の骨が溶かされるため、歯並びも不安定になってしまうのです。
歯並びを治す前に、適切な歯周病治療が必要です。
頰杖
頬杖が癖になっている人は、意外に多いです。
頬杖を習慣的に行っていると、噛み合わせが深くなったり、お子様の場合には顎の成長の妨げになったりします。
頬杖のつき方はさまざまですが、顎関節に負担をかけやすく、顎骨のゆがみを招くため、意識的に頬杖をつかないようにすることが大切です。
まとめ
歯並びの状態は人によって十人十色のため、誰にとってもベストの矯正治療はありません。歯並びをよくしたいと考えている方は、ご自身の歯並びの状態にあった最適の治療法をみつけられるよう、歯科医とよく相談することをお勧めします。
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宮本文雄
子供の歯列矯正の大切さ
我が子の歯並びが心配で歯列矯正を考えているけれど、一体どのタイミングで始めた方が良いのか、いろいろとよくわからない、という方も多いと思います。
まだ大人の歯になっていない子どもと、永久歯が生えそろった大人とでは、治療期間など大きな違いがありますから、お子さんにとってベストな治療が開始できるよう、子どもの歯列矯正について知識をつけておきましょう。
矯正を始めるのはいつ頃からが良い?
小児矯正の一期治療は、6・7歳までに開始するのが一般的です。
この年齢は、子どもの歯から大人の歯へ交換する時期であり、歯並びの異常を治す上での適齢期となっています。
二期治療は、12歳くらいから開始するのが一般的です。
この頃になると、永久歯が生えそろい、顎の骨の発育もピークを超えています。
歯並びの乱れを細かく整えるのに適した時期となります。
なぜ子供の時から矯正をするの?
永久歯が生え揃ってからの二期治療は、歯をキレイに並べ、最終的な「かみ合わせ」を作ることを目的としています。
それに対して、一期治療では、歯が並ぶ土台として大切なあごの成長のコントロールや、放置しておくと成長に悪影響を与えるかみ合わせを治療します。
最も理想的な矯正歯科治療ができる可能性が高い時期です。
また、小児期に歯並びが悪いと、ハミガキがしにくくなり、虫歯・歯肉炎などへの影響が出てきます。
小児期に歯並び・かみ合せの治療を行うことで、これらを予防することもできます。
子どものころに歯列矯正をすると、大人よりもスピーディに治療が進むため、日常生活の負担が少なく済むという利点もあります。
子どもの矯正相談はお早めに!
子供の矯正相談はできるだけ早い時期に行うのが大切です。
仮にまだ乳歯すら生えそろっていなかったとしても、何らかの異常や気になる点が生じた場合は、歯科医に診てもらった方が良いでしょう。
・どのような問題を抱えているのか
・どのような状態か
歯科医院で記録に残しておくことでその後、悪化していくのか?改善していくのか?の客観的な判断が可能になります。
また将来的に生じる歯並びの異常なども早期に診断することが可能です。
当院には、矯正の認定医が在籍しています。
お子様の歯科矯正をお考えの方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください!
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宮本文雄
咬み合わせの悪さが及ぼす影響とは?
咬み合わせは、普段何気なく続けてしまうクセによって悪化することがあります。
そして、咬み合わせの悪さは、口元の印象や顔のアンバランスなど見た目も大きく左右しますし、健康にも影響を与えます。
一体どんな悪影響を及ぼすのかみていきましょう。
歯や詰め物・被せ物に負担がかかる
通常はすべての歯でバランスを取っています。
しかし、噛み合わせが悪いと、部分的に過度の力がかかり、歯を支える土台にとっても負担となります。
また詰め物・被せ物などをしていればそこにも負担がかかり、詰め物・被せ物の寿命が短くなってしまいます。
むし歯の要因や、歯周病を悪化させる
噛み合わせの悪さから、歯の一部に過度な力が加わるようになり、「歯がすり減ったり痛む」「知覚過敏」「歯の間に食べ物がよくはさまる」といった症状がみられるようになることがあります。
むし歯を治療してもこれらの症状がある場合、噛み合わせを調整する治療でおさまるケースもあります。
また、歯への過度な力は、歯を支える土台にとっても負担となり、歯周病を悪化させやすくします。
顎関節症のリスクが高まる
あごの関節がズレて口が開けづらくなったり、疼痛を伴うことがある顎関節(がくかんせつ)症です。
食いしばり・歯ぎしりの習慣や精神的なストレスなどとともに、噛み合わせの悪さは顎関節症の原因の一つとされています。
ストレスの蓄積
噛み合わせが乱れていると、うまく噛めないので気づかないうちにストレスがかかることがあります。
知らないうちにストレスが蓄積して、それがさらにさまざまな不定愁訴につながる危険性があります。
まとめ
かみ合わせが悪いことにより、見た目だけでなく、全身の健康へも大きく影響します。
かみ合わせを解決する方法は「矯正」と言われる治療法です。
歯並びや、かみ合わせが良くなることにより、笑顔に自信が持てるようになるのはもちろんのこと、全身の健康を促進します。
当院では、患者様、一人ひとりに合った矯正治療をご提案させていただきます。
歯科矯正をお考えの方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください!
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宮本文雄
矯正歯は何歳まで受けられるの?
歯科矯正って子供や若い人がするもの?
私の年齢で歯科矯正ってできるの?
年齢が高くなると、矯正治療がすごく大変じゃないの?
このように考えられる方もいらっしゃるかと思います。
「歯科矯正は若いうちにするもの」と誤解されることもありますが、実際は矯正歯科治療に年齢制限はありません。
力を加えつづけると歯が位置を変えるのは、子どもでも、大人でも、高齢の方であっても同じです。
歯を動かすうえで、歯ぐきや歯槽骨などに問題がなければ、50歳や60歳を過ぎても矯正歯科治療を受けることができます。
矯正治療をスタートさせるメリット
40歳・50歳・60歳から始める大人の矯正治療には、さまざまなメリットがあります。
小児矯正治療は顎が成長する力を活かし、少しずつコントロールしながら行いますが、大人は顎の成長が済んでおり、治療計画を立てやすいというメリットがあります。
自分の意志で治療計画を選べるのも成人矯正のメリットです。
ご自身の歯並びに合わせた矯正器具選びや、治療にかかる期間・費用など、歯科医師と相談しながら治療計画を選択できます。
自身の意志でスタートできるため、セルフケアを怠らないなどきちんと成功させようとする意識も高まるはずです。
そして、成人矯正の最大のメリットは歯並びが悪いという、見た目のコンプレックスから解放されることです。
仕事で人前に出る機会の多い方にとっては、積極的に話したり笑顔を見せたりできるので、自然と自信が持てるでしょう。
注意点
しかし、年齢を重ねてからの矯正には注意点もございます。
50代くらいになると、むし歯ですでに歯を失っていたり、歯周病で歯を支える土台である歯槽骨が減ってしまい、歯の健康が損なわれているようなケースも少なくありません。
歯周病のような病気があると、まずその治療を優先させることになります。顎関節症がある場合でも同様です。
そのため、治療を希望される場合は、信頼のおける矯正歯科治療を専門とする歯科医のもとを受診することをおすすめします。
当院には、矯正の認定医が在籍しています。
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宮本文雄
マウスピースは正しくお手入れを!
マウスピースは、歯列矯正、矯正治療終了後の後戻りを防ぐリテーナー、スポーツをする時の保護、歯ぎしりから歯を守るためなど、さまざまな用途で使われています。
歯みがきで歯のお手入れをするように、毎日使うマウスピースもキレイに保ちたいものです。
今回の記事では、マウスピースのお手入れ方法について紹介します!
マウスピースが汚れるのは〇〇が原因!
長時間マウスピースを歯につけていると、唾液や汚れがつき細菌の温床となっています。
唾液を付着したままにしておくと、石灰化してマウスピースが白くなったり、臭いの原因になったりします。
そしてマウスピースが汚れるのには主に食事とタバコが原因しています。
私たちは毎日、食事をしたり飲み物を飲んだりしています。
食後の食べ残しが残ったままマウスピースを装着していると、マウスピースは汚れます。
そのため、食後は必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着するのが良いでしょう!
お手入れの方法は?
マウスピースのお手入れ方法は以下の通りです。
1,水で洗う
2,専用の洗浄剤を使用する
1,水で洗う
清潔な手で丁寧に扱い流水ですすぎながら歯ブラシでお掃除してください。
少量の歯磨き粉であればつけても大丈夫です。(研磨剤が少ないものを選びましょう)
ゴシゴシ洗うとマウスピースを傷つける原因にもなりますので、軟らかい毛の歯ブラシを使い優しく洗いましょう!
2,専用の洗浄剤を使用する
マウスピース洗浄剤には「スプレー式泡タイプ」の商品と、「つけ置きタイプ」の商品があります。
◯スプレー式泡タイプ
マウスピースに直接泡をプッシュし、約60~90秒後に水で洗うだけで汚れを落とすことができます。
洗浄時間が短く、コンパクトなボトルタイプなので外出先でも使いやすいのが特徴です。
ちなみに当院ではスプレー式の洗浄剤を使用しています。
◯つけ置きタイプ
マウスピース専用の洗浄剤を入れたぬるま湯に5~30分程度つけて洗浄しましょう。
洗浄剤を溶かした洗浄液にマウスピースを入れるだけで洗浄できるのが便利な点です。
洗浄後は水でよくすすぎます。
残った洗浄液は雑菌が繁殖しやすいため、使いまわしせずすぐに捨ててください。
洗浄剤には、消臭・殺菌効果などがあるのでおすすめです!
洗浄剤を使えば、水洗いだけでは落とせない嫌な匂いや、黄ばみを防ぐことができます。
洗浄後
洗った後はすぐに装着するか、装着しない場合はしっかりと乾かしてからケースにしまうようにしましょう。
濡れたままの状態でケースに入れてしまっておくと雑菌が増えてしまいます。
マウスピースは毎日お口の中に入れるものなので、正しいお手入れ方法を守り、清潔に保ちましょう!
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宮本文雄
なぜ歯が動くの?
矯正治療を始めて、どうして歯が動くのか不思議に思われたことはありませんか?
普通に考えると、びくともしない歯がいろいろな方向に動いていくことは、とても不思議なことなのだと思います。
歯が動く理由
歯と歯槽骨の間には歯根膜というクッションのような組織があります。
歯に矯正力が加わると歯根に圧迫された側の骨がなくなり(吸収)、反対側のすき間は新しい骨が作られます(再生)。
吸収と再生を繰り返し、結果として歯が移動していくのが歯列矯正のしくみです。
歯列矯正における歯の移動方法の種類
・傾斜移動(けいしゃいどう)
顎の中に埋まっている歯の根っこ(歯根と言います)よりも、見えている歯の部分(歯冠と言います)を動かすやり方
・歯体移動(したいいどう)
顎の中に埋まっている歯根と歯冠を平行に動かす動かし方
・挺出(ていしゅつ)
歯が歯槽骨から抜く方向に移動させ歯肉も同時に移動する方法
・圧下(あっか)
歯を根尖方向(歯の根っこ)への移動させる方法
最後に
患者さまが歯の動かし方を理解する必要はないかもしれませんが、矯正治療に対する疑問が1つでも減っていくことで、矯正治療に対する不安が少しでも減っていただければと思います。
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宮本文雄
出っ歯・上下顎前突(じょうがくぜんとつ)とは?
出っ歯が気になる、口元が飛び出ている気がする…そんなあなたの口元のコンプレックスは、上下顎前突かもしれません。
ここでは、不正咬合の一種「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」についてご説明します。
上下顎前突とは?
上下顎前突(じょうがくぜんとつ)とは、上下の前歯が前に傾斜していたり、上下顎全体が前に出ていたりする咬み合わせのことをいいます。
一般には「出っ歯」とも呼ばれています。
正面から見た歯並び自体はきれいでも、横顔をチェックしたときに口元が前の方に突き出ていれば、上下顎前突と判断します。
上顎前突の原因
上顎前突の原因には以下のことが考えられます。
・前歯が前方に向かって生えている
・歯ぐきの傾斜が大きい
・上顎全体が前方に飛び出している
・指しゃぶり(指を前歯に押し当てる)のクセ
・口呼吸(唇にしまりがない)
・遺伝によるもの
上下顎前突を放置すると…
口が前に突き出すことによって唇が閉じにくくなり、口内の唾液が乾きやすくなります。
唾液が乾く状態が続くと、ドライマウスの症状が見られます。
汚れがたまりやすく、虫歯や歯周病で前歯を失う可能性が高くなります。
また、転倒による上の前歯の外傷が非常に多くなることが特徴で、歯が折れたり抜けたりする、神経が死んで変色するなど、多くの外見的コンプレックスを生んでしまうおそれがあります。
治療方法
ワイヤーブラケットなどの固定の歯列矯正器具を用いて、歯列矯正をする方法があります。
ブラケットとは歯に装着しワイヤーを通す器具で、ブラケットとワイヤーで歯並びを矯正するのが一般的な方法です。
マウスピースやインプラント矯正を用いる場合もあります。
歯の重なり具合といった歯列の状況にもよるので、まずは歯医者さんに相談しましょう。
自分に合った歯列矯正を模索し、納得のいく方法で治療をおこないましょう
上下顎前突歯にお悩みなら、ぜひ当院へお気軽にご相談ください!
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宮本文雄
矯正中でも食べられる!おすすめの食べ物をご紹介!
矯正治療中は、歯を動かすことによる痛み、口内炎による痛み、食べ物を噛むときの痛みなど様々な悩みがあります。
なかには痛みが原因で食事に苦労している方も少なくありません。
そこで今回は矯正中でも痛みを感じにくい食事をご紹介します!
強い力を使わずに噛める、やわらかいもの
矯正治療を開始されたころは痛みが出やすいため、流動食(ヨーグルト・ゼリーなど)や柔らかいもの(柔らかい野菜・スープなど)を食べる事をおすすめします。
ごはんもお粥やリゾットにすることによって、歯に強い衝撃を与えずに食べることができます。
水分を多く含む食べ物
先ほどと同様に、水分を多く含んでいる食べ物であれば、矯正中でも食べやすいです。
例えば、タンパク質を取る場合は肉や魚よりも、豆腐などの大豆製品のほうが、痛みは感じづらくなります。
また、うどんを食べる場合は、柔らかく煮てから食べるほうが良いでしょう。
ビタミンB2,B6を含む食べ物
ビタミンB2には口内炎の予防や回復を早める効果があります。
ワカメやのり、牛乳や卵に含まれています。
ビタミンB6もビタミンB2と同様に口内炎の予防や回復を早める効果があります。
特にバナナや、鮭、玄米などに多く含まれています。
これらはスムージにして飲んだり、柔らかく煮て食べたり、味噌汁などにしても食べやすい食べ物です。
矯正装置に挟まりにくい食べ物
麺類は、太めの麺や短いパスタなどにすることで挟まりにくくなります。
また、細長い野菜や繊維質の多い野菜(ニラ・ネギなど)、魚、肉も小さく切って調理するなど、挟まりにくくする工夫をして食べることをおすすめします。
最後に
矯正中、食べ物を制限されるのは少しストレスかもしれませんが、矯正による痛みは1週間程度で収まることがほとんどです。
今回の記事を参考にして、食事のメニューを考え上手に付き合うようにしてください。
矯正に関するお悩みやご相談がある方は、ご気軽にお問い合わせ下さい!
専門のスタッフが丁寧に対応いたします。
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宮本文雄
肩こりがひどい…歯の矯正で改善できる?
現代病ともいわれている肩こり。
あなたもつらい肩こりに悩まされていませんか?
その肩こり、歯列矯正をするとによって改善されるかもしれません。
歯のかみ合わせと肩こりの関係性を詳しくお話しいたします。
肩こりの原因
肩こりの原因には、長時間のデスクワーク、姿勢の悪さ、目の疲れ、筋肉の緊張、ストレスなど様々です。
そして、歯のかみ合わせの悪さも現代人の肩こりの原因の一つです。
歯並び・かみ合わせの悪さによって引き起こされる肩こりには①顎周りの筋肉の硬直②顎と肩の位置関係が考えられます。
- アゴ周りの筋肉の緊張
あごの周りの筋肉が緊張してバランスを崩してしまいます。
そうすると肩周りや首周りの筋肉も緊張してしまいます。
あまり強く噛みしめる機会がなくても、日々の食事で自然に顎やお口周辺の筋肉には負荷がかかっています。
咬み合わせのバランスが悪いとかかる負荷も大きくなり、だんだんと血行が悪くなってしまいます。
肩周辺の血流も滞るようになってしまい、肩こりに影響していると考えられているのです。
②顎と肩の位置関係
肩は顎と比較的近い場所にあります。
そのため、筋肉の硬直が影響しやすく、その他の部位よりも不調が発生しやすくなります。
他にも、頭痛や首の痛みがあるなら、それは顎の関節の不調が影響しているのかもしれません。
矯正が肩こりを改善?
歯列矯正は歯並びだけを治療するものと考えられていますが、実は歯並びを整えれば、それが全身によい影響を与えることもあります。
結局は「咬み合わせのズレ」が大きく関連しているのです。
咬み合わせのズレやストレスが原因で歯ぎしりや食いしばりが起こり、それによって顎関節やお口周辺の筋肉に過度の負担がかかります。
また、頬杖などで骨格が歪むと歯列にも歪みが起こり、咬み合わせがズレてしまいます。
ですからこの原因を根本的に改善するためには、歯列矯正を行うことが有効的だと考えられます。
肩こりに悩んでいる方は、一度歯並びなどを確認してみましょう。
歯並びが悪い、出っ歯や受け口等の噛み合わせに異常があるなどの症状があれば、もしかするとそれが原因で肩こりが発生しているのかもしれません。
歯列矯正をしたからといって必ず肩こりが治るわけではありませんが、悪い噛み合わせは身体にさまざまな悪影響を与えますので、一度歯並びを整えて、肩こりなどの悩みを改善してみるといいかもしれません。
歯並びにお悩みなら、ぜひ当院へお気軽にご相談ください。
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宮本文雄
歯並びが悪いことで起こるデメリットとは?
歯並びの悪さがコンプレックスだという方は多くいらっしゃいます。
確かに歯並びは見た目の印象に大きく影響しますが、その影響は、見た目だけではありません。
今回は歯並びが悪いことで起こりうるデメリット・体に及ぼす影響について解説していきます。
歯並びが悪いと起こるデメリットや影響
・虫歯や歯周病になりやすい
歯並びが悪いと歯磨きがしづらくなります。
汚れが残りやすくなり、虫歯や歯周病になる危険性が高くなってしまいます。
・口臭の原因
歯並びが悪いと、噛み合わせも悪くなり、口呼吸が増えます。
お口の中は乾いた状態になり、お口の中が乾くと細菌が繁殖しやすくなります。
その結果、口臭がきつくなります。
・発音障害
反対咬合や開咬(奥歯が噛み合っていても前歯が噛み合わない状態)といった不正咬合の場合、サ行やタ行の発音が不明確になってしまします。
・顔貌の変化
正中線がずれて左右非対称の状態になるなど、顔のゆがみの原因になります。
見た目のコンプレックスにもつながることから早いうちに対処することをオススメします。
・頭痛、めまい、肩こり
かみ合わせの不正によって、前後のバランスが偏り頭の重心がずれてしまい、頚椎が歪むことがあります。
そして、姿勢が悪くなって肩こりや偏頭痛を引き起こしてしまうこともあります。
最後に
これらのように歯並びが悪いことによって引き起こされる影響は様々です。
単に矯正治療をすればそれらの問題が解決するというように、人間の体のシステムは単純ではありません。
また歯並びによって、治療方法が異なる場合があります。
ぜひ歯科医師のカウンセリングを受けてから決めてください。
キレイな歯並びは笑顔に自信をもたらすだけではなく、体の健康にも影響を与えます。
気になる方は一度相談してみましょう。
当院でも歯科矯正を行っています。
当院には日本矯正歯科学会の認定医が在籍していますので、お気軽にご連絡ください。
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日本矯正歯科学会認定医って何?
矯正認定医という言葉をよく耳にするかと思いますが、実際にどのようなものかご存知でしょうか?
日本矯正歯科学会認定医
日本矯正歯科学会による認定医制度は、1990年につくられ、矯正歯科医療の水準維持・向上を目指し、適切な医療の提供を目的としています。
認定医の資格を得るためには、以下の要件を最低限、満たさなければなりません。
・歯科医師免許
・歯科医師免許取得後、日本矯正歯科学会に5年以上継続して会員であること
・日本学会が認める医療機関での、5年以上の臨床経験を持っていること
・学会の定める試験に合格すること
・学会誌での論文発表
歯科医師は日本に約10万人いるといわれていますが、矯正認定医は歯科医師のなかでも3000人程度しかいません。
矯正歯科選びのひとつの目安にしよう!
矯正治療というのは、高度な専門知識と職人的な技術が要求されるため、医師ごとで経験の差が出やすい医療行為といえます。
もちろん、認定医の資格を持たない歯科医が全て信頼できないわけではありません。
しかし、一定の基準をクリアした認定医は相当数の矯正治療例を経験していますので、矯正治療を検討される際、歯科医院選びの目安になるかと思います。
矯正歯科を選ぶ際のポイントを詳しく知りたい方はこちらからご覧になれます。
https://www.senseikai.jp/blog/#a373
認定医が在籍しているか知りたい!
自分の住んでいる地域に認定医以上がいるかは日本矯正歯科学会のホームページから確認できます。
日本矯正歯科学会(https://www.jos.gr.jp/roster)
まとめ
矯正治療をされる場合、長期間治療を任せるため丁寧な説明や治療の技術、先生の人柄が求められます。
また、それらの条件を満たす上で、矯正の経験は必須になります。
もちろん、経験が多い医師ほど良い矯正医とは限りませんが、一つの指標になるのではないでしょうか?
当院にも経験豊富な認定医が在籍していますので、お気軽にご連絡ください。
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安心な矯正歯科の選び方をご紹介!
矯正治療は歯科治療のなかでは費用が高く、一度治療を始めてしまうと歯科医院を変えることは極めて困難です。
事前にどこの歯科がよいのか調べることが大切ですが、どこがよいのか判断に迷うこともあると思います。
矯正歯科を選ぶ際のチェックポイントを列挙しますので、ぜひご参考下さい!
安心な矯正歯科を選ぶ際のチェックポイント
・日本矯正歯科学会の認定医以上が在籍していること
・矯正の診断に必要なセファログラム(頭部X線規格写真)撮影が可能か
・様々な治療計画、メリット・デメリットを伝えてくれること
・矯正中のトラブルに対応してくれるのか
・通いやすさ
・日本矯正歯科学会の認定医が在籍していること
歯科医師は日本に約10万人いるといわれていますが、矯正認定医は歯科医師のなかでも3000人程度しかいません。
この認定もらうためには、5年間以上の矯正歯科についての専門的な研修を行い、学会の試験に合格する必要があります。
つまりこの認定以上を持っている歯科医師は矯正の技術・知識ともに豊富であり、矯正のスペシャリストであると言えます。
矯正をする歯科医院を選ぶ一つの指標として考えてみてもよいのではないでしょうか?
・矯正の診断に必要なセファログラム(頭部X線規格写真)撮影が可能か
セファログラムが撮影できる歯科医院を選ぶようにしましょう。
このセファログラムをもとに矯正の治療計画を立てます。
これは通常の矯正歯科医院には必須の機材です。
・様々な治療計画、メリット・デメリットを伝えてくれること
治療方法や具体的な金額・期間、どのような流れで治療を進めていくのかしっかりとした計画を立ててくれる歯科医院を選ぶようにしましょう。
現代の治療は患者第一の治療なので、医師が独断で勝手に治療を勧めることは許されません。
患者が全く理解していないのに治療を進めたりしない医院をしっかりと見極めることが大切です。
・矯正中のトラブルに対応してくれるのか
矯正中は装置の一部が外れたり、慣れるまでトラブルがつきものです。
そんな時にすぐに対応できる歯科医師または歯科衛生士がいる歯科医院を選ぶと安心できます。
矯正の知識がある歯科衛生士やスタッフが在籍しているのかも確認するのが良いでしょう。
・通いやすいところにあるか
矯正歯科は治療に長期間かかってしまうものです。
どれほどすばらしい医院だとしても、往復6時間かかるような場所にあるなど、通うことを考えると現実的ではありません。
自宅や職場近くなど、ご自身の生活圏内にある医院を選ばれることをオススメします。
最後に
今回は矯正歯科を選ぶ際のポイントを説明いたしました。
矯正歯科を選ぶのはやはり難しいですが、矯正の認定医というのは一つの基準になると思います。
当院にも日本矯正歯科学会の認定医が在籍していますので、お気軽にご連絡ください。
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インビザライン治療 患者様へのお願い1
【ご自身の管理】 インビザラインは取り外し可能な矯正装置です。 逆に言えば、アライナー装着時間やアライナーの交換時期、ゴムかけ、歯みがき等、患者様自身で管理して頂く事がとても重要です。 これらを守って頂かないと治療が思うように進まなかったり、治療回数が多くなり、治癒までの期間が長くなります。 もちろん 矯正治療前に歯みがき指導、治療中もクリーニングをさせていただき、虫歯が出来にくい環境を作るよう、しっかり フォローして行きますのでご安心下さい。
ンビザライン正しい利用法1 〜 装着法
今回はインビザライン(マウスピース)の装着方法についてご紹介させていただきます。 マウスピースの型通りに歯を誘導し、歯を動かすわけですから、マウスピースと歯のフィットが毎回とても大切になります。 そのため、上下にマウスピースを装着したら、アライナーチューイーと呼ばれるゴム製のロールチューブをしっかり噛みながらはめていく 必要があります。 装着の際にはアライナーチューイーを毎回使用するようにしましょう。 使用後は水洗いをして、ケースに一緒に保管してください。
インビザライン苦手なところ
インビザライン(マウスピース)は、ここ20年間で急速に増えています。 インビザライン(マウスピース)には、審美性、快適性、衛生的などの沢山の利点があります。 しかし、昔からのワイヤー矯正に比べて苦手なところもあります。 今回は不得手なところを解説いたします。 具体的には、 1)前歯を引っ張り出したり、引っ込めたり 2)犬歯や小臼歯のねじれの改善 3)前歯の根の傾きの微調整 歯並びによっては(インビザラインが向いていない症例)、固定式の装置(マルチブラケット装置)をお勧めさせていただく こともあります。 インビザライン(マウスピース)には、得意とする歯の動きと、そうでないものがあります。したがって、向いている症例と、 そうでない症例があります。個々に説明をさせていただきます。 インビザラインによる矯正治療にご興味がある方は、一度当院までご相談にいらしてください。
インビザライン(マウスピース)のお手入れについて
今回はインビザライン(マウスピース)のお手入れについてご紹介させていただきます。 インビザラインは1日に20時間以上装着していただく必要があります。(お食事と歯磨き以外は常に装着) 必ず歯磨きをしたきれいな歯の状態でマウスピースをはめていただきますが、マウスピースのお手入れも大切です。 虫歯菌がついた状態のマウスピースをはめると虫歯になってしまう可能性があるからです。 歯並びが綺麗になっても虫歯ができたら、もともこもないですよね。 お食事の後、歯磨きをするときにマウスピースも一緒にお水で流しながら磨いてください。 歯磨き粉でマウスピースを磨くと、表面が傷ついてしまう恐れがありますのでやめましょう。 また熱湯消毒は変形しますので禁止です。 当院ではマウスピース専用の洗浄剤もご用意しておりますので、においや汚れが気になる場合にはお気軽にご相談ください。
インビザライン治療のメリット2 〜金属アレルギー
宮本です。 前回に引き続き、インビザライン治療のメリットについてご説明します。 インビザラインは、金属アレルギーをお持ちの患者様にも、安心してご使用いただけます。 矯正治療で多く用いられる金属製の装置は、様々な金属からできています。 そのため、どの金属にアレルギーがあるのかを大学病院で精密検査して頂かないと、治療が開始できないこともあります。 その点、インビザラインは金属を含みませんので、安心して使用ができます。 患者様のお口の状況によっては慎重に検査を行ったうえで、 金属製の装置を併用しながら、インビザラインで治療を行う場合もあります。 歯列矯正を行いたいのに、金属アレルギーをお持ちで、なかなか一歩を踏み込めないでいる方は是非一度ご相談ください。
インビザライン治療のメリット1〜着脱可能!
宮本です。 今回はインビザライン治療のメリットについてご説明します。 インビザラインの最大のメリットは、取り外しが出来るということです。 ですから、ベネフィットとして ①食事の際には装置を外して美味しくご飯を食べられますし、特別な練習なしで、これまで通りに歯磨きも出来るため、 虫歯や歯周病になりにくい矯正治療方法です。 ②会話の時に、、 従来のワイヤー矯正治療と比較して圧倒的に目立ちませんので、矯正治療中の見た目を気にさ れている方にもおススメの治療方法です。 以前、ワイヤー矯正の患者様が結婚することになり、結婚式の時だけ装置を外して欲しいといわれたことがあります。 マウスピースですと、結婚式でなくとも大事な会議、人前でのスピーチ、撮影などなど対応が簡単になります。 インビザラインが芸能人に好まれる理由の一つかと思います 歯列矯正を行いたいのに、見た目を気にしてなかなか一歩を踏み込めないでいる方は是非一度ご相談 ください。
ホームページを公開しました。
宮本歯科クリニックのホームページを公開しました。